2008.06.11
時々デッサンを描きたい衝動に駆られます。白い画面にペン、コンテ、鉛筆なんでもよいのですが、心にあたためているカタチを描きおこしてみたくなるのです。高校時代は在るがままのカタチをどう写実的に描くかに頭を悩ませました。美大受験にはデッサンの傾向があって、それをモノにするために日夜デッサンを描いていたのでした。ところが今は違います。イメージを描きとめておきたい衝動です。毎日RECORDもやっているのですが、デッサンはもっと大きな画面に描きたいと思っています。エスキースではなく、人に見せられる作品としてのデッサンです。その展開としてエッチングやリトグラフもやってみたいと思います。紙の上にある自由な世界。写実にもなれば、図面としての役割も果たしてくれるデッサン。今になって魅力を感じずにはいられません。 Yutaka Aihara.com