2018.08.26
今年は残暑の時季になっても猛烈な暑さがあって、空調の無い工房には長く留まれない日々が続いています。今日は8月最後の日曜日で、制作目標からすれば遅れ気味になっていますが、サウナ風呂のような工房にいると、仕方がないかなぁと思います。昨日は40キロの陶土を土錬機で練った後、手作業で菊練りを行い、そのうち座布団のようなタタラを6枚作りました。ほとんど肉体労働だったため、全身がびっしょりになるくらい汗をかきました。今日は新作の5つ目になる陶彫部品の成形に挑みました。成形は肉体よりは神経を使いますが、寧ろ今日のほうが多く汗を流したのではないかと思いました。シャツを4回替えたのは、最近では珍しいなぁと思っています。夕方になって、もう少し作業をやろうと思っていたところ身体の限界を感じたので、作りかけの陶彫部品に水を打ってビニールで包みました。ウィークディの夜ならもう少し涼しくなっているのではないかと期待して、早めに工房を後にしました。終日空調の無い室内にいると、体力が消耗するのかもしれません。たいして制作をしていないのに、クタクタになっています。身体を整えるためにスポーツ施設に行って水泳をしてきました。水に浸かっていると元気が復活してきます。ついでに施設のシャワールームで工房で噴出した汗を流しました。彫刻の制作に慣れ親しんでいるとは言え、彫刻という表現媒体はつくづく精神的にも肉体的にも大変なもので、ましてや石材や木材を扱っている作家は日々どうしているのだろうと思ってしまいます。8月を振り返るのはまだ先ですが、週末としては今日が最後です。暑さを言い訳にして、制作目標に到達できなかったことが気になりますが、次回また頑張っていきたいと思います。