Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 多忙だった6月を振り返る
今日は6月の最終日です。個展前の準備期間だった今月の制作状況を振り返ってみたいと思います。まず2日(日)に図録用の写真撮影がありました。ただまだ追加制作があったために、撮影後も陶彫制作は続いていました。30日間あったうちに工房に通った日は30日あり、今月も先月同様に無休でした。今年は梅雨入りが遅く、気候が快適だったおかげで、工房で過ごす時間はいつもより長くなり、搬入用の木箱製作も始めました。窯入れも3回行い、その日は午後に美術館や映画館に出かけていました。窯入れのため、他の電源のブレーカーを落としても、午前中は自然光の中で制作を続けていました。例年より制作している作品数が多く、今年は大量に陶土を使用しているせいか材料が不足する事態になり、22日(土)には栃木県益子町から陶土800㎏を郵送していただきました。写真撮影をしたカメラマンと何度か打ち合わせを行い、DM(個展案内状)が23日(日)に出来上がってきました。ギャラリーには25日(火)に届けました。図録の校正も昨晩行いました。今月の美術鑑賞は「宇野亜喜良展」(東京オペラシティアートギャラリー)、「竹中直人展」(ギャラリー巷房)に行ってきました。映画鑑賞は「関心領域」(TOHOシネマズららぽーと)に行きました。制作で多忙だったために今月の鑑賞はやや少なめでしたが、美術鑑賞、映画鑑賞とも充実していたように感じています。このところ私の頭の中は陶彫制作のことしかありませんが、そこに気持ちを入れ込んでしまうと、精神的に厳しい状態になるかもしれず、鑑賞も適時入れるようにしたのでした。読書はシュルレアリスム関連の書籍を読んでいます。瀧口修造著作による書籍を読み終え、今は瀧口修造をテーマにした論文を読んでいるところです。詩文の解説もなかなか難しいなぁと思っています。