Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 叔母の三回忌
日曜日になりました。個展が昨日終わったばかりで、私は疲労が残っていますが、2年前に97歳で他界した叔母の三回忌がありました。神奈川県川崎市にある津田山墓地は炎天下でしたが、近くの料亭で親戚が集まって、涼しい場所で会食をしました。叔母に関するNOTE(ブログ)をアーカイブから見つけました。2022年8月1日のNOTE(ブログ)から記事を引用いたします。「家内の叔母が数日前に亡くなり、今日が告別式だったのです。叔母はキリスト教信者で、教会では寺院のようなお通夜はなく、告別式と火葬だけは行ないましたが、プロテスタントなので牧師が取り仕切っていました。叔母の享年は97歳なので大往生だろうと思います。生前叔母は中学校の音楽科教諭として活躍をしていました。家内とは時に仲睦まじく、時に反目しあっていたようでしたが、家内にとっては思い出がいっぱいあり、寂しさを感じていたように見えました。」私は故人を偲んで法事を行なうことに異論はありませんが、こうしたことは残された人たち、つまり生きている人たちのために法事があるのではないかと思っています。家内の親戚は割と頻繁に会っていて、従姉妹たちは私の個展にも来てくれます。それでも会って楽しいひと時を過ごすのは、叔母を供養する上でとても良いことだと思っています。私自身は個展開催でも感じましたが、人と人との繋がりを大切にしたいと考えるようになりました。自分の生きがいとして、私は創作活動を実践し、作品を生みだしていますが、それは見てくれる人がいるためにやっているとも言えます。その繋がりが自分の存在証明であり、今日のように故人を偲ぶにしても、縁ある人たちの繋がりがお互い生きていく実感を感じ取ることだと思っています。