Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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涼しさを増した10月
涼しさを増した10月が今日で終わります。夏の暑さの名残りはまだあるものの、秋は確実にやってきていて、遅ればせながら紅葉も始まっています。工房での陶彫制作は本当にやり易くなりました。と同時に身体が疲れやすくなっているのは長く続いた夏の酷暑のせいでしょうか。工房での生活は春と秋が最も過ごしやすく、また創作活動も進むので、これから頑張っていこうと思っています。さて、10月を振り返ってみると、制作時間が朝9時より午後3時までを基本とするルーティンに戻りました。新作も今まで4回の窯入れをしているので具体的な成果が現れています。今月は31日間ありましたが、そのうち工房に通ったのは31日間あり、窯入れしている最中も窯の温度確認やら整理やらで工房に行っていたし、美術館など鑑賞に行く時も工房に立ち寄って、何かしら作業をやっていました。目標とした陶彫部品と古木との合わせをまだやっていないので、それは来月になるのかなぁと思っています。今月の美術鑑賞は「自由美術展」(国立新美術館)、「物、ものを呼ぶ」展(出光美術館)、「田中一村展」(東京都美術館)、「特別展 はにわ」(東京国立博物館)、「女子美祭」(女子美術大学)に行ってきました。美術に関してはなかなか充実していたと思っています。映画鑑賞では「侍タイムスリッパー」(TOHOシネマズららぽーと)に行ってきました。映画製作の発想に優れた作品だったと思っています。その他では自宅と工房周りの雑草の刈込を親戚に頼んでやってもらいました。親戚と言えど費用は発生しますが、周囲がきれいになることで心地よさを感じて、それが創作活動に影響しているように思えます。今月は久しぶりに高校の同窓会があり、旧交を温めました。その時は個展によく来てくれる竹中直人君にも会いました。地元の中学校で開催された学校運営協議会にも参加しました。これは教職の時代を思い出す良い機会になりました。衆議院選挙では自分の一票が反映されたためか、政治の動向が今も気になっています。読書では引き続き抽象芸術に関する書籍を丁寧に読んでいます。こう書いてくると10月はいろいろな意味で有意義な1ヵ月だったと思っています。