2025.02.08
週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。今週も朝9時から夕方3時までを基本とした制作に従事しました。日本列島に寒波が来ているため、横浜でも寒い日が多いのですが、報道番組で伝えられている日本海側の積雪と猛吹雪を見ていると、首都圏はそうしたことから今のところ避けられる幸運があると思っていて、毎日工房に通えることは、それだけで幸せと感じています。それでも工房は今までになく寒く、石油ストーブに手をかざしながら陶土に向き合っています。今週は古木材の加工を一旦休んで、陶彫制作に励みました。新作は古木材の両側に陶彫部品を配置して、それぞれにその陶彫部品を繋ぐ橋を作るのです。橋も陶彫部品に因んだデザインにして陶で作ります。橋を作り始めると、手仕事は一気に細かくなり、イラつくこともあります。それでもそこが新作の見せ場になると思うので、時間をかけて丁寧に作っています。火曜日の夕方に窯入れをしました。水曜日は窯が稼働中だったため、窯以外の電源を落としていて、工房が使えませんでした。それを利用して、元同僚たちがグループ展や個展を横浜でやっているので見て回ることにしました。書展に出している人は如月会にも出品しますが、勢いのある書を見せていただきました。山手にあるエリスマン邸で個展をしていた人は刺し子作家で、毎年個展を開催しています。手の込んだ作品なのに、よくやっているなぁと感心しました。管理職の時は横浜市立中学校で、当時はそれぞれの課題に取り組んでいた人たちで、私も含めて別の顔を持つ作家だったわけです。退職しても表現活動を続けていることで、私も勇気をもらいました。展覧会巡りからの帰途に、日用雑貨店に立ち寄り、如月展出品の搬入用に段ボールを2つ購入してきました。来週から始まる如月展には小品を2点出品するつもりです。来週から元校長たちと交流が始まります。ここでも私は勇気をもらえると思っています。