2025.02.16
日曜日になりました。月曜日から始まったグループ展如月会の最終日です。私は午前中展覧会の受付をやっていました。懐かしい知人がやってきて、久しぶりに会話ができて楽しいひと時を過ごせました。如月会は作品の売買をしない展覧会なので、こうした友人知人たちと交流することが最大の目的です。わざわざ時間を作って、関内まで足を運んでくださった方々に感謝申し上げます。搬出は2時半ごろから始めました。個展に比べると作品数が少ないのと小品ばかりなので、あっという間に梱包が終わり、車に作品を積み込みました。その後グループ内で打ち合わせを行いました。来月は懇親会も予定されました。昨年から参加した私は、懇親会も楽しかった思い出が甦ります。このあたりの旧市街をよく知っている方がいて、お店の予約等で便宜を図らっていただきました。これで来年に向けてまた一歩を踏み出す機会となるわけです。如月会はご高齢の方が多いので、是非意欲を持ち続けて、来年もこのメンバーで展覧会が出来ることを願っています。私にしてみれば、この時期は7月個展に向けて制作が佳境に入っていく時期でもあるので、こうした人との関わりが一服のお茶のようにホッとできる機会でもあるのです。ましてやそれぞれが激務を経験してきた元校長の仲間なので、話題に共通するものがあり、何となく皆さんの人柄も理解できます。私には心を打ち解け合える同士とも言えます。工房に戻れば、私はまた自らの世界に没入します。それはそれでなかなか厳しいものがありますが、造形思考を煮詰めていくのは、今の私にとっては生涯を賭けた仕事と言っても差し支えありません。明日からまた陶彫制作や古木材加工に立ち向かいます。