2025.04.13
日曜日になりました。日曜日は創作活動についてNOTE(ブログ)を書いていますが、今日は大阪・関西万博が開幕した日で、テレビ報道が絶え間なくその状況を流していたので、その話題を取り上げます。開幕前から評判が今ひとつだった大阪・関西万博でしたが、開幕すれば多くの人が訪れ、それなりに盛り上がるのだろうと思っています。私は1970年の大阪万博の時にはまだ中学生で、両親や妹と一緒に、父が運転する自家用車で大阪の千里丘陵にあった万博会場へ出かけたのを思い出します。その時は世界の最先端技術を見たいと思っていたのでしたが、会場では大変な混雑に遭い、子どもながら疲労困憊していた記憶があります。アメリカ館に長蛇の列ができていましたが、そこに一家で並び、月の石を見たのが唯一の思い出で、後の展示品はほとんど覚えていません。あれから50年が経っているのかと思いつつ、今回の大阪・関西万博には横浜から行こうという意欲が、正直に言えば持てません。大阪・関西万博で紹介される最先端技術に、今の時代となっては驚くこともなく、大抵のものは首都圏にいれば事足りると感じているからです。私は創作活動を長年やってきていて、展覧会散策が大好きなのですが、万博のように興味の対象が広がり過ぎるのも考えものです。この場所は万博後にカジノになるのでしょうか。そのきっかけ作りに万博を誘致したとどこかで聞いた気がします。東京五輪は終わってみれば汚職に塗れたイベントでしたが、大阪・関西万博はどうなのでしょうか。政治的な考え方をすれば、純粋な意味で万博をやる意義がどこにあるのか、私には分かりません。マイナス要因を考えればキリがなくなりますが、3年前まで横浜で校長職にあった私は、もし大阪近郊の学校に勤めていたなら、この大阪・関西万博に生徒引率をするかどうか、判断に迷うところです。条件によっては参加を見送る可能性もあるかなぁとさえ思ってしまいます。そんなことも頭に入れながら、半年に及ぶ期間、このイベントを見つめていきたいと思っています。