Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 GWといえども…
週末になりました。今週の振り返りを行ないます。今週は4月から5月に移りました。新作が佳境に入ると時間が経つのが早くて、今週はあっという間に過ぎていった感じを持ちます。ましてや今日からゴールデンウィーク後半の4連休が始まり、高速道路が渋滞をしているようです。教職に就いていた3年前までは、ゴールデンウィークは連続して創作活動が出来るので大変貴重な時間でした。その時はゴールデンウィークに何をやるべきか目標を立てていました。退職した今となっては昔のような有難味はありません。ゴールデンウィークといえども通常の生活があるだけです。今週は平面作品のパネルを2点作成しました。縦横120cmの正方形のパネルなので既存のものはなく、板材や垂木を使って自分で作ったのです。そこに下塗り剤を施し、乾燥を待って創作の作業に移ります。平面作品に限ったことではないのですが、創作が制作工程に入ってくると、忽ち面白くなります。当初のイメージと折り合いをつけながら、さらにクオリティの高いものが出来ないかと思案していくからです。何かいいものが掴めた時は天に登るほど気持ちが高揚し、当初のイメージ通りにいかない時は心が塞がれます。一喜一憂が創作の合間に頻繁に訪れてくるのです。それは魔力に満ちたもので、それがあるからこそ創作活動がやめられないのです。それに長く時間をかけたからといって、いいものが出てくるものではありません。一日時間をおいて仕切り直しをした方がいい場合もあります。途中までいい具合に進んだものの、やり過ぎて作品を台無しにしてしまうこともあります。そうして苦しんでいる最中に、次の作品が上から降りてくることが嘗てありました。面と向かって作品に対峙できない現実逃避かもしれませんが、何であれ次の作品のイメージを私は有難く受け取っていきます。私の作品展開はこうして生まれてきたと言えます。苦しい時間帯は来週も継続でしょう。