2026.01.01
2026年を迎えました。元旦になると私の恒例となる仕事があり、裏山に据えた小さな祠へ行って、奉納された稲荷の札を新しいものに換えるのです。その祠はもともとそこにあったものではなく、祖父母の時代に近所に捨ててあった稲荷を祖母が拾ってきて、小さな祠を建てて祀ったものです。私は幼少のころから、朝食前に小さく刻んだ餅と油揚げを持って祠に行き、そこに納めてきました。当時はそれだけでなく、庭にあった2つの井戸にも餅と油揚げを置いていました。次に菩提寺に出かけて行って住職に新年の挨拶をしてきます。それから家内と東京赤坂まで出かけていき、豊川稲荷別院で護摩を焚いてもらうのです。そこで受け取った木札は自宅のリビングに、紙札は祠に納めるのです。相原の家は、祖父までが何代か続いた大工で、父が造園業を営んでいたため、代々商売繁盛の稲荷を拝んできたと思われます。これは私にはあまり縁がないのかもしれず、それ故か彫刻はいっこうに売れません。それでも家内安全が守られているので、毎年同じことを繰り返しているというわけです。私の元旦のルーティンはいつ頃から始まったのか忘れてしまっていますが、神社と寺が共存する風習に何の疑問もなく続けているわけです。宗教を理論ではなく、昔からの習慣として受け入れているのは日本人独特のものだなぁと思っています。さて、今年も創作活動に邁進する姿勢は変わらず、私の創作には終点がありません。自らが考えたことやイメージした視覚的幻影に近づこうとして、あれこれ試行錯誤しながら継続しています。現行作品の最終形は、寝起きに見ることが多いと私は感じていて、朝のまどろみの中で意識が飛んでいく瞬間があるのかもしれません。とりわけRECORDのアイデアは朝が勝負です。私は夜遅く起きていることが少なくて、夜はこのNOTE(ブログ)を書くことと読書をすることだけで、他のことは考えられないのです。ほとんど視覚的・触覚的な感覚は生まれてきません。そんなことでまた1年間を過ごしていきたいと思っています。このNOTE(ブログ)を読んでくださっている皆様が平穏に過ごせるように祈っています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。