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新聞記事より「組織を率いることは…」

昨日の朝日新聞「天声人語」に掲載された記事に注目しましたが、これをNOTE(ブログ)で扱おうか迷いました。政治色のある記事を載せないと決めていたのですが、余りにも身近な話題で、しかも私は横浜市民であり、5年前は校長という立場でもあったので、記事を載せることにしました。「英語で『パブリックサーバント』という言葉がある。公衆に奉仕する者という意味で、日本語では『公僕』と訳される。公務員や、ときには政治家も含めて使われる。そんな公僕が集まる市役所で、ひどいパワハラが起きていた。横浜市の山中竹春市長が先日、第三者による調査で、様々なパワハラをしていたと認定された。報告書に書かれたハラスメントの数々に驚いた。怒鳴る、書類を投げるにとどまらず、職員を、人間のクズ、ポンコツなどと呼んだ。特に深刻なのは人事を使った脅しだ。職員の異動を『粛清』と言い、心身の不調で退職に追い込まれた人もいた。人材が失われ、業務が滞れば、その被害者は376万人の横浜市民だ。ある職員は『自由にものも言えず、恐怖政治が敷かれたような職場だった』と打ち明ける。でも、やりがいのある仕事だから我慢してきた、という言葉に胸が詰まった。そんな中で声を上げたのは、現役の人事部長だった。助けを求める人たちを前に、『逃げてはいけないと思った』。容易な決断ではなかったはずだ。告発した人が不利益を被らないように、守れる社会でなければと思う。組織を率いることは、まず部下に奉仕することである。周囲の信頼を得られれば、人は自然と付いてくるー。半世紀前、そう説いたのは、米国のロバート・グリーンリーフだ。組織論を研究し『サーバントリーダーシップ』という言葉を広めた。奉仕する者となり、信頼回復できるのか。市長は問われている。」私が校長だった時代に、自分はどうだったのかを振り返る貴重な記事で、職員ひとり一人との向き合い方を自分に問いかけました。自分が人の上に立つことで自分を過大評価していなかったか、実務を担当する人の気持ちを理解していたか、職員との溝はなかったと自分では思っているけれど、全員が自分と同じ方向を向かせることに無理があったのは私自身はよく分かっていたと思っています。リーダーシップとは何か、未だに私には明確な答はありません。

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