今日から横浜市立中学校退職校長会である「清交会」が運営する「結成65周年記念展」があり、その搬入を午前中に行いました。私は「清交会」に所属していますが、役員ではありません。教職での長いつき合いになる元校長(つまり元同僚)から展覧会運営の支援を懇願され、仕方なく手伝うことになったのです。その担当者会に出席して分かったことは、担当者の誰一人として展覧会運営のことが分かっている人がいなかったという事実でした。会場は決まっていたものの、私が先導しなければ案内状の印刷やら、出品作品の状況、搬入・展示の方法、会場のレイアウト、受付の仕方に至るまで、まるで話し合われていなかったので、私が参加するまで担当者会は一体何をやっていたのか、甚だ疑問です。元同僚が私に助けを求めた理由が漸く私にも分かりました。考えてみれば横浜市立中学校の美術科校長がそもそも少ないし、過去20回以上個展をやっている者は私以外にいないので、こればかりは一肌脱ぐしかないと判断しました。朝9時に東神奈川駅にあるカナックホールに私が到着すると、ほとんどの出品者が作品を携えて、ギャラリー前のロビーで待っていました。担当である元同僚はそこでほとんど説明を終えていたらしく、ギャラリーが開館すると同時に、私の指示でそれぞれ梱包を解いて、作品を壁に立てかけてくれました。作品を分野別に分けて、飾りつけを始め、その間隔や上下を気にしながら作業を進めました。元校長たちは嘗ては押しも押されもせぬ校長であって、私のような彫刻家との二足の草鞋生活を送っていた人は皆無です。学校を退職し、漸く自分の時間が持てるようになって始めた表現活動なので、作品には自由な喜びが溢れていました。その中では趣味の領域に留まらず、自分自身の感性を深くまで追求する人も出てきていて、素人集団と呼ぶには躊躇される作品もありました。「結成65周年記念展」は今日から28日(月)まで、午前10時から午後4時半まで(最終日は13時まで)、東神奈川駅隣接のカナックホール3階のギャラリーで開催しています。ご高覧いただければ幸いです。