日曜日になりました。いつもなら創作活動に纏わることを書いていますが、昨日は1週間の振り返りを行なわず、別の話題にしてしまった関係で、今日先週の振り返りを行ないます。先週の創作活動では来年に向けて新作を作り始めていて、その第一歩となる陶彫部品の彫り込み加飾をやっていました。彫り込み加飾は、私の作品では重要な部分で、表面の陶土に凹凸をつけていくのです。旧作のほとんどが彫り込み加飾で覆っているため、基本となる形体は単純なものが多いのが私の作品の特徴です。新作も円筒の表面を僅かに削り取って、立体をより強調できるようにしました。最終工程で作品は窯に入れますが、厚みが部分的に変れば罅割れが生じてきます。その罅割れが起きないよう細心の注意を払って彫り込み加飾を施すのです。先週の鑑賞では東京の銀座のギャラリーを回ってきました。木曜日には「寿 直人の変な人…?」展(ギャラリーQ)へ行きました。同展に出品している竹中直人君は私の高校の同期生で、個性派俳優であり映画監督もやっています。軽妙なイラストを描いていて、毎回楽しませてもらっています。俳優としてシリアスな役からコミカルな役まで幅広く演じ分けられるプロのセンスがありますが、イラストを見ると、彼は奇妙な笑いの根底にペーソスが眠っているように思えてなりません。彼の笑いには苦さが付き纏うのです。役者と違って美術作品には本人の本性が現れます。ドギツイ部分もありますが、それが乾いた空気に包まれていると言ってもよいと思います。昨日の土曜日には母校の先輩にあたる女流画家が、うしお画廊で個展をやっているので顔を出してきました。彼女がやっているのは花と自画像を組み合わせた写実絵画です。全て点描表現でやっているので、かなり集中して描き上げた力作ばかりが並んでいました。午前中は陶彫制作をやっているので、東京の銀座には2回に分けて出かけました。また昨日の夜には久しぶりの懇親会があって話が弾みました。充実した1週間だったと振り返っています。