8月になりました。今日はうしお画廊での個展最終日になり、午後5時から搬出を始めました。昨日のNOTE(ブログ)にも書きましたが、個展には多くの人たちが来てくれて、感想やご意見をいただきました。来年に向けて今年の作品の足りないところを補填し、また発想を新たにすることを決意して、自分の求める空間の充実を図りたいと思っています。感想では「発掘~六蹟~」に関するものが多く、6点が向かい合う彫刻に板材を組み込んだ欠落した文様に古代文字を感じた人や、彫刻の姿を囲んだ人に喩えて、祝祭をイメージした人もいました。それぞれに刻んだ文様を見てケルト文化や古代中国文化を彷彿とさせると伝えてくれる人もいました。とりわけ画家の人たちは発想力に優れ、自分の考えが及ばないことを言っていただいて、私は感謝にたえません。作者の考えを超えていただけることは作者冥利に尽きます。ありがとうございました。個展の搬出作業は午後5時から始まりました。搬入の時に手伝ってくれたスタッフたちがやってきて、速やかにテキパキと作業を始めました。集合彫刻は分解し、それぞれの木箱に収めました。壁に掛けた作品はエアキャップのついたシートで包みました。毎年やっていることで慣れもあり、木箱や梱包シートは業者の車に積み込みました。銀座を出たのが午後6時半ごろで、幸い渋滞がなかったので1時間程度で横浜にある工房に到着しました。ここで漸く私は21回目の個展が終了したことを実感しました。スタッフ数人にはレストランで夕食を奢り、それぞれの自宅へ車で送りました。今回の個展は画廊が変わったこともあり、来客への気遣いもあって、実のところ私は相当疲れました。今回も個展が開催できたこと、複数のスタッフがいてくれて搬入搬出が滞りなく出来たこと、何よりも私自身が健康であったこと、さまざまな幸運があってこうした取り組みができていることに私は幸せを感じます。また来年、この時期に東京銀座のうしお画廊で個展を開催いたします。私の造形イメージがさらに発展していることを祈りながら、新たな1年を始めてまいります。