日曜日になりました。日曜日は創作活動についてNOTE(ブログ)を書いています。今日はグループ展「如月会」の搬出日だったので、そのことについて述べようと思います。横浜の関内にあるギャラリーミロに、私は11時半に行きました。展覧会の受付を仰せつかっていたので、受付の席に座りました。私が出品していたのは「地下遺構・雛型」で、実はこれは最近作ったものではありません。本作「地下遺構」は2007年に東京銀座のギャラリーせいほうの個展で発表した陶彫作品で、個展としては第2回目になります。今から19年前の作品ですが、雛型はその時に発表はしておらず、工房の片隅に埃を被ったまま放置していました。雛型は本作で新しい試みをしようと決めた時に、その効果や雰囲気を見るために作るもので、私の場合は全ての作品に雛型が存在するわけではありません。というわけで「地下遺構」は新しい試みをしていました。第1回目の個展では地中に埋もれた作品が氷山の一角として地上に現われた様子を造形化しました。それが私のデビュー作になりますが、発想として地中海やエーゲ海沿岸に点在する遺跡群の発掘現場で見た光景が契機になっています。彫刻をテーブルにしようと思い立ったのは、テーブルの下部を地中とし、上部を地上に現われた造形にしようと考えたからです。遺跡の発掘現場は地中部分に多くの建造物が存在する場合があり、テーブルの下部の造形に面白みを感じていました。そうした試行を実践するものとして雛型を作ったのですが、東京銀座の個展では雛型を発表したことがありません。そこで「如月展」で今回初めて発表させてもらったのでした。搬出は梱包用ビニールシートに包んで自家用車に乗せて工房に帰ってきました。個展に比べれば、あっという間に完了してしまいましたが、また皆さん、元気で来年も「如月展」が出来るように私も含めて心より祈っています。