4月になりました。昨日のNOTE(ブログ)の続きで言えば、今日から新年度です。4月には入学式や入社式があり、日本の場合はこの4月から学業や仕事が始まることが多いのです。私は教職を退職して5年が過ぎたので、そろそろ年度で考えることはしなくてもいいと思っていますが、長い間の習慣から抜け出せない自分がいます。ずっと携帯している黒革の手帳の日記も今日から新しいノートに差し替えました。さて、そんな4月ですが、創作活動のことを考えると、私は7月後半に個展をやって、そこで1年間の締め括りにしているので、彫刻家としては7月から8月に制作が入れ替わります。その時が、いやその時こそ自分にとって気持ちを新たにする時期なのかなとも思っています。今日から新年度ではあるけれど、そこに拘る必要がなくなっているのが現状です。今月は7月の個展に向けた新作の制作が佳境に入る時期です。壁に掛ける4点の作品の下地を考えなければならないため、絵画的な技巧を用います。もう一度当初のイメージを確認し、絵画技法をどう扱うか考えながら試行していきます。うまくいけば今月中にある程度決着がつくかなぁと思いますが、創作活動は計算できるものではなく、行きつ戻りつするので、まだ分からないと思っていた方がよいでしょう。今月も美術館やら映画館に足を運んで鑑賞に勤しむつもりです。鑑賞は思考に刺激を与え、情感を豊かにするものだと私は考えています。それは言葉で言い表せないほど楽しい時間です。創作の実践は楽しいかどうか分からない時間帯で、常に自分に何かを問いかけているため、体力や気力を消耗することも多々あります。これは教職とは違い、他者のためにやっているわけではなく、自分のためにやっている仕事なので、気儘に楽しめるはずが、そんなふうに考えられないのは何故なのでしょうか。混沌とした中に自分が放り投げられたように感じることもあります。それでも今月も根気よく制作を頑張っていきたいと思います。