Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 心に刻んだ連日映画の1週間

週末になりました。土曜日はその週の振り返りを行ないます。今週の制作は、新作の初めての窯入れがあり、その焼成期間を利用して映画鑑賞に行ってきました。窯の稼働中は窯以外の電気ブレーカーを落としてしまうので、工房での作業は出来ません。月曜日は窯入れの準備として乾燥した陶彫作品の仕上げを行ない、火曜日には化粧掛けと窯入れ、水曜日は朝のうちに窯の温度確認を行った後、東京の六本木に出かけ「自由美術展」に出品している池田宗弘先生の真鍮直付けによる悪魔像を見てきました。その像は片手に林檎、もう一方の手に鞭を持っていて、それにも意味があると池田先生はおっしゃっていました。午後になって横浜に戻り、映画「ヒンド・ラジャブの声」(横浜シネマリン)を観てきました。パレスチナ・ガザ地区から6歳の少女が電話で助けを求めてきた事実を映像化したもので、私の心に刻まれた重い映画になりました。木曜日は工房で電気を復旧させた後、次の窯入れの準備を行ないました。昼頃になって横浜みなとみらい地区にある映画館に「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」(kinocinema横浜みなとみらい)を観に行きました。アフリカ系アメリカ人で海兵隊に入隊した主人公が、ベトナム戦争で体験した事実を基に、帰国後PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患い、苦しむ姿を、塚本晋也監督が丁寧に描き出していました。今週は戦争に纏わる映画を連日観て、私自身の中に何かが刺さったような気がして、暫し呆然としてしまいました。数ある表現活動の中で、映像によるインパクトには凄いものがあると私は感じています。映画には娯楽性の高いものがある一方で、時事問題としての社会的課題を突き付けてくる映画もあって、万人受けはしないけど、有意義と感じた映画を私は若い頃から観てきました。戦争を扱ったものでは「ジョニーは戦場に行った」を観た時の気持ちが何十年経った今でも思い出されます。今の日本が平和であることに日々感謝はしても、安穏と暮らしていていいのだろうかと思うことが私にはあります。今週はそんなことを考えた1週間でした。

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