Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 展覧会が印象的な1週間

週末になりました。土曜日はその週の振り返りを行ないます。今週の制作状況は陶彫土台の上に繋げる2段目の陶彫部品を作っていました。この2段目の陶彫部品も6点作ります。彫り込み加飾は土台と同じデザインとして合わせるため、あまり創作性がなく職人的な作業になっています。前のNOTE(ブログ)に書きましたが、陶彫制作を始めると、自分の都合ではなく陶土の状態に合わせて制作をやっていくので、その日の体調には関係なく作業を進めていくのです。これは教職に就いていた頃からの習慣なので、身体に沁みついています。さて、今週の特徴と言えば、東京の展覧会によく出かけていったことが挙げられます。日本画の巨匠「奥村土牛」展は、恵比寿駅で降りて坂道を歩いていった先にある山種美術館で開催されていました。平日でも鑑賞者が多く、奥村ワールドが多くの人に親しまれていることが伺えました。同じように平日に竹橋駅にある東京国立近代美術館で開催していた「絶滅写真」展にも行きました。ここの鑑賞者は、高齢者ばかりではなくいろいろな世代の人がいて、写真というより現代アートに対する関心が強いのかもしれません。私も現代美術作家杉本博司氏を単純な写真家とは思っていなくて、彼が写真を通して何を語りたいのか、その趣旨を読み取ろうとしていました。今週は方向性の異なる2つの展覧会があり、そのどちらも楽しめましたが、今週は工房に出入りしている木彫家が出品している六本木の国立新美術館で開催中の「二科展」にも足を運びました。「二科展」の出品点数の多さに、日本の美術界の現状が垣間見れて、それはそれで好意的に受けとめました。日々制作してきた作品を美術館に置くことで、他の作品との比較検討も相まって視野を広く持てるのではないかと察するからで、自分なりの切磋琢磨も可能です。私はまだ結果を保留した若々しい作品群に出会えて満足しました。とにかく今週は展覧会が印象的な1週間になりました。

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