Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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「モーセとイスラエルの王たち」(2)

「キリスト教美術をたのしむ」(金沢百枝著 新潮社)の「モーセとイスラエルの王たち」は8つの単元と2つの付記から成っています。今回は〔27モーセの生涯 Ⅲ〕と〔28モーセの生涯Ⅳ〕に加えて〔付記aモーセ異聞〕を扱います。まず〔27モーセの生涯 Ⅲ〕。「神はエジプトで奴隷となっていたイスラエルの民を解放するため、いくつもの災厄をその地にもたらすのですが、その最後が『初子の災い』でした。~略~イスラエルの人々は災いを逃れるため、子羊もしくは山羊を屠り、家の入口の2本の柱と鴨居にその血を塗ります。『死の天使』は血のしるしがある家は『過ぎ越し』ました。~略~モーセ一行がファラオに見送られて町を出てゆく場面です。彼らが目指すのは約束の地カナン。アブラハムが暮らした、乳と密の流れる土地。しかし、つらい旅でした。~略~ファラオはまた心変わりして、イスラエルの民を追いかけたのです。場所は紅海の浜辺、人々は恐怖のあまり、モーセを責めます。『荒野で死ぬよりエジプト人に仕える方がましだ。なぜ連れてきた!』しかしそのとき、モーセが神のお告げのとおり手を海のほうへ差しのべると、海の水がふたつに分かれる奇蹟が起こりました。イスラエルの人々は海の底の道を通って去り、追いかけたエジプト軍は波にのまれてしまいました。」次に〔28モーセの生涯Ⅳ〕。「シナイ山上でモーセが十戒を受け取ったとき、麓にいた民は恐れました。稲妻が光り、山は煙に包まれたからです。モーセがなかなか下りて来ないので、人々は死んだと思いこみ、不安のあまりモーセの兄アロンに神像を作るよう要求します。アロンは人々がつけていた金の耳輪を集めて、金の子牛像を作りました。そしてその前に祭壇を築き、献げ物をし、みんなでどんちゃん騒ぎをはじめたのです。~略~残念なことにモーセは約束の地カナンに辿り着くことなく、この世を去りました。」次に〔付記aモーセ異聞〕。「イスラーム教でもモーセは重要な存在。イエス・キリストも含め、旧約聖書に登場する族長や預言者も、イスラーム教では神の言葉を預かる『預言者』。そして最後にして最大の預言者がムハンマドとなります。」今回はここまでにします。

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