Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

創作行為に関すること
気が乗らないと創作がままならない状態は日常では普通のことだと思います。自分もずっと何かやりたいけど、何もやれない状態が続いていました。日常の雑事にかまけて、やりたいことが出来ず、時間ばかりが過ぎてしまうことが多くありました。どこかの段階で創作行為に対する意識が変わり、堰を切ったように制作を始めたのです。その時はギャラリーでの個展が決まっていたわけではなく、その他外的な要因もなく、ただ作りたいという純粋な気持ちが湧いてきて、わだかまっていたイメージを追いかけ始めたのです。こうした意識で始めた創作行為はなかなか強くて、多忙な仕事を抱えていても、時間を見つけては創作に戻っていけるのです。実際今も仕事に忙殺されていますが、イメージが痩せ細ることはありません。本当の意味で自分がやりたいものがそこにあると感じています。