日曜日になりました。週末には創作活動について述べさせていただいています。私の代表的な彫刻作品は集合体によって完成するものが多く、単体のものは僅かしかありません。集合彫刻は、陶彫部品を組み合わせて巨大化…[続きを読む]
週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。毎朝9時に工房の扉を開けると、サウナのような暑さが私の身体に纏わりつきます。窓を開けても、外気は室内と変わらず、1台しかない大型扇風機も熱風を搔きま…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅴ 抽象絵画の主流 」は本書最後の章で、かなり長い論考があり、切れのいいところで分けて、留意した箇所をピックアップ…[続きを読む]
日曜日になりました。週末は創作活動について書いていきます。このところ新作について考えを巡らせていて、今日も新しい陶彫作品を作っていました。今年の7月個展まで2年がかりで、日付のある陶彫立方体に取り組ん…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅲ 現代抽象美学の形成 」の次の単元は「建築、新しい形態と空間の追求」で、テーマが大きいので分割して書いていますが…[続きを読む]
今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「いいなというときの、モチーフが思いついた瞬間というのは、記憶にないんです。坂本龍一」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「…[続きを読む]
週末になりました。通常なら今週の振り返りを行なうのですが、今日は8月の最終日のため、昨日のNOTE(ブログ)で今週の振り返りを行ないました。今日は酷暑だった8月を振り返ってみたいと思っています。日々体…[続きを読む]
日曜日になりました。週末になると、毎回創作活動についてNOTE(ブログ)に書いていますが、来年発表する予定の新作のイメージが朧気ながら現れているので、今回はそれについて書きます。新作は実家を解体した折…[続きを読む]
日曜日になりました。週末は創作活動について記述しています。今回は私のホームページについて書かせていただきます。私の作品のデジタル画像はカメラマンによって撮影されたもので、ホームページには私の作品と言う…[続きを読む]
週末になりました。今週を振り返ると、「カルダー展」、「シアスター・ゲイツ展」、「YUMEJI展(竹久夢二)」、「ジャン=ミッシェル・フォロン展」の4つの展覧会に行ってきました。火曜日に家内を誘って2つ…[続きを読む]
昨日、麻布台ヒルズのアート・ギャラリーに行った後、近隣にある六本木ヒルズに立ち寄り、そこの森美術館で開催されている「シアスター・ゲイツ展」も見てきました。私は芸術家シアスター・ゲイツを初めて知りました…[続きを読む]
日曜日になり、創作活動について書いていきます。このところ次第に新作のイメージが朧気ながら現れてきました。新作も従来の集合彫刻の発展形であることは間違いなく、陶彫作品を組み合わせて大きな塊にしていくもの…[続きを読む]
週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。毎日、身体に応える酷暑が続いていて、空調設備のない工房には長く留まれず、新作のイメージも朧げなままで、なかなか具現化できない状態です。朝はいつも通り…[続きを読む]
日曜日になりました。日曜日は創作活動に纏わる話題を取り上げていきます。私の彫刻制作で最も気を遣うのが陶土の乾燥具合と焼成です。陶彫をやっている以上、素材が気温の上下や湿度によって左右されることは百も承…[続きを読む]
週末になりました。今週は7月から8月へ移行した1週間でした。毎日身体に応える暑さが続いていて、空調設備のない工房での作業では、流れる汗が土練り途中の陶土へポタポタ落ちています。シャツは午前と午後で着替…[続きを読む]
映画には先日観に行った「アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家」のような一般的ではないものの、創作意欲を掻き立てるものがある一方で、一般的で娯楽性のある抜群に楽しい映画もあります。今日は家内と横浜市鴨居…[続きを読む]
日曜日になりました。週末は創作活動について書いていこうと思います。先日開催した私の個展で、壁に掛けられたRECORD作品に鑑賞者が注目していたことを思い出しました。彫刻専門のギャラリーで壁に掛けられた…[続きを読む]
過日、ドイツの芸術家アンゼルム・キーファーの雛型作品による展覧会を見に行きました。キーファーは1945年生まれで、本作の監督ヴィム・ヴェンダースも同年の生まれ。つまり第二次大戦が終結し、ドイツ・ナチス…[続きを読む]
日曜日になりました。個展が昨日終わったばかりで、私は疲労が残っていますが、2年前に97歳で他界した叔母の三回忌がありました。神奈川県川崎市にある津田山墓地は炎天下でしたが、近くの料亭で親戚が集まって、…[続きを読む]
東京銀座のギャラリーせいほうでの個展には、連日いろいろな人がお見えになって、私の作品に感想を述べていきます。私としては嬉しい限りですが、真摯に向き合わなければならないご意見もあります。今日は古代中国史…[続きを読む]
私が読みたいと思う書籍は、新刊本の書店にはなく、美術館のギャラリーショップか、古本市で掘り出し物を見つけるしかないと思っています。私の趣向は時代遅れなのかもしれず、それでも自分自身の創作活動の思索を裏…[続きを読む]
2024年の東京銀座のギャラリーせいほうでの個展のオープニングを迎えました。「陶彫・『発掘』シリーズⅩⅤⅠ」として「発掘シリーズ」は16回目になりますが、「構築シリーズ」を過去3回やっているので、通算…[続きを読む]
「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第6章「物質のまなざし」の気になった箇所をピックアップしていきます。「瀧口は美術批評を始めた頃、『詩と絵画を同じ領域にする』という願望を抱いた。デカ…[続きを読む]
暦の上で年末年始の1月や年度の変わる4月に対しては、私たちは誰しも特別な感覚を持ちますが、私にとって特別な月は7月です。それは毎年、東京銀座のギャラリーせいほうで個展を企画していただいているからです。…[続きを読む]
今日のタイトルは大袈裟ですが、何もアカデミズムから近代や前衛に移行した時代やその潮流を述べたものではありません。もっと個人的な小さな問題点で、それでも美術専門分野を志した人なら誰でも陥りやすい課題を指…[続きを読む]
今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「凡庸な絵かきというものは…辻褄を合わせることだけに気を取られていて、辻褄を合わせようとして嘘をつく。洲之内徹」この言葉に著者の鷲田精一氏が…[続きを読む]
東京での展覧会は先日終って、次は愛知県の刈谷美術館へ巡回する「宇野亜喜良展」ですが、ギャラリーショップで予約した図録が自宅に郵送されてきました。長い創作生活を物語る立派な図録で、宇野亜喜良氏の多様な分…[続きを読む]
日曜日になりました。週末は創作活動について書くことにしています。そろそろ来年に向けた新作のことが気になっています。来年発表予定の彫刻作品は 廃材を使おうと思っています。2022年2月7日のNOTE(ブ…[続きを読む]
先日、東京都新宿区の初台にある東京オペラシティアートギャラリーで開催している「宇野亜喜良展」に行ってきました。図録が売り切れとなっていて、予約注文をしたので、そのうち図録は郵送されてくると思いますが、…[続きを読む]
日曜日になりました。来週の日曜日が7月個展に向けた図録を作るための撮影日になっています。今日はちょうど1週間前で、陶彫制作やRECORD制作に拍車をかけています。私のように集合彫刻をやっている者にとっ…[続きを読む]
昨日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「ほかのヤツがよろこぶために絵なんて描けるか。まずはおれが面白くなきゃナ!篠原勝之」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「巨…[続きを読む]