Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 作品
2024.04.24

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「現代の美学的凝結」について気になった箇所をピックアップいたします。「超現実主義はまず、現代の詩と造型芸術とにもっとも新鮮な生命力を注入すると同…[続きを読む]

2024.04.21

週末の日曜日になりました。週末には創作活動について書くことにしています。1週間前になりますが、「ブランクーシ展」で見た金属による抽象彫刻のことに触れたいと思っています。現在の眼から見れば、磨き抜かれた…[続きを読む]

2024.04.13

週末になりました。今週を振り返ってみようと思います。今年の個展が近づいてきたことで、陶彫制作に精を出し、今週の制作時間は日々午後4時過ぎまで延長していました。以前の教職との二束の草鞋生活ほどではないも…[続きを読む]

2024.03.29

町田市立国際版画美術館で開催されている「版画の青春」展の展示作品の中に、版画家水船六洲の作品が数多く展示されていることがわかり、それが契機になって私は同展に足を運びました。私が水船六洲の作品を知ったの…[続きを読む]

2024.03.28

昨日、町田市立国際版画美術館で開催されている「版画の青春」展に行ってきました。副題を「小野忠重と版画運動」と称して、「激動の1930-40年代を版画に刻んだ若者たち」というフレーズもありました。展示作…[続きを読む]

2024.03.26

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)を読み終えました。バロック期の西洋美術に疎かった私にとって、画家カラヴァッジョの存在は重要なものでした。カラヴァッジョ作品に導入されて、バロック期の…[続きを読む]

2024.03.22

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第10章 失われた最後の大作 」の「3 先行作例と晩年様式 」の気になった箇所を取り上げます。「ヴァチカンの《キリストの埋葬》が、聖体拝受のミサ…[続きを読む]

2024.03.19

先日行った千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館に、フランク・ステラの初期作品である「ブラック・シリーズ」が、部屋全体を使って複数展示されており、私はまとまった作品群が見られて興奮していました。それは「カ…[続きを読む]

2024.03.17

週末は創作活動のことについて書いていきます。先日、千葉県の美術館で見た「カール・アンドレ」展で、彼が造形として主張したミニマル・アートの主旨はさておき、私自身が展覧会場で感じたことを踏まえて、彫刻の在…[続きを読む]

2024.03.14

今日は朝早くから工房に行き、陶彫制作をしていました。陶彫制作では、毎日自分でノルマを課し、ひたすらノルマを達成している感があります。ただし、自分を追い立てて余裕がなくなるのを避けるために、私は時折美術…[続きを読む]

2024.03.13

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第10章 失われた最後の大作 」の「1 《生誕》の位置づけ」の気になった箇所を取り上げます。本章が本書最後の章になり、本単元は失われた大作を見据…[続きを読む]

2024.03.12

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第9章 犠牲の血 」の「4 騎士団長礼賛」の気になった箇所を取り上げます。本単元でも前から継続して「洗礼者ヨハネの斬首」を扱っていて、現在オラト…[続きを読む]

2024.03.08

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第9章 犠牲の血 」の「3 鍵と囚人」の気になった箇所を取り上げます。本単元も前単元の続きで「洗礼者ヨハネの斬首」に関しての論考になります。本単…[続きを読む]

2024.03.07

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第9章 犠牲の血 」の「2 血の寓意」の気になった箇所を取り上げます。本単元も前単元に引き続き「洗礼者ヨハネの斬首」に関して論考を深めています。…[続きを読む]

2024.03.06

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第9章 犠牲の血 」の「1 マルタ騎士団」の気になった箇所を取り上げます。マルタ騎士団は西洋の中世史によく出てきますが、私はその実態を知らなかっ…[続きを読む]

2024.03.05

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第8章 末期の相貌 」の「2 切られた首の自画像」の気になった箇所を取り上げます。「ボルゲーゼ美術館にあるカラヴァッジョの《ダヴィデとゴリアテ》…[続きを読む]

2024.03.04

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第8章 末期の相貌 」の「1 悔恨の山」の気になった箇所を取り上げます。この単元では殺人を犯した宗教画家カラヴァッジョの作風の変化などが描かれて…[続きを読む]

2024.03.03

週末のNOTE(ブログ)には創作活動のことを書いています。現在作っている陶彫立方体は今年7月の個展で最終発表形態になり、2年間続いた連作が終わります。それを意識し始めてから、次の新作のことが頭から離れ…[続きを読む]

2024.02.28

先日、横浜にあるそごう美術館で開催されている「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」に行ってきました。水木しげるは妖怪キャラクターを駆使したアニメにヒット作品が多く、国民的な漫画家として認知されています。私も…[続きを読む]

2024.02.23

現在読んでいる「カラヴァッジョ」の伝記で、彼が作り出した宗教画以上に関心を持っていることが私にはあります。私が画家カラヴァッジョを知ったのは信じ難いエピソードがあったためで、そんな彼が生きた時代背景が…[続きを読む]

2024.02.20

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第7章 二点の《洗礼者ヨハネ》の主題 」の「4 ヨハネ=イサク=キリスト」の気になった箇所を取り上げます。「カピトリーノ作品の少年が、イサクであ…[続きを読む]

2024.02.18

退職校長会が主催する「如月展」の最終日を迎えました。私を含めて13名が参加した本展は、45年の長きにわたって継続してきたグループ展です。絵画、彫刻、工芸、書道、写真と多彩な表現で発表を繰り返してきた方…[続きを読む]

2024.02.16

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第7章 二点の《洗礼者ヨハネ》の主題 」の「3 ボルゲーゼ作品」の気になった箇所を取り上げます。「カピトリーノ作品の主題が洗礼者ヨハネではないと…[続きを読む]

2024.02.14

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)は、今日から「第7章 二点の《洗礼者ヨハネ》の主題 」に入ります。本章最初の単元「1 カピトリーノ作品」の気になった箇所を取り上げます。「カピトリー…[続きを読む]

2024.02.12

今日は三連休の最終日になります。今日は退職校長会が主催する如月展の搬入日になり、私は車で「発掘~街灯A~」と「発掘~街灯B~」を横浜の画廊に運びました。如月展は第45回を迎えているそうで、私が教職に就…[続きを読む]

2024.02.09

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第6章 カラヴァッジョの身振り」の「2 オランスの身振り」の気になった箇所を取り上げます。「動作を伴う身振りを絵画で表現することには大きな制約が…[続きを読む]

2024.02.08

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)は、今日から「第6章 カラヴァッジョの身振り」に入ります。本章最初の単元「1『マタイ論争』と身振り」の気になった箇所を取り上げます。「カラヴァッジョ…[続きを読む]

2024.02.06

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)は、今日から「第5章 真贋の森 」に入ります。本章最初の単元「1 カラヴァッジョの複数作品」の気になった箇所を取り上げます。「作品が少ないにもかかわ…[続きを読む]

2024.02.02

2月になり、今月について思うところを書いていきます。教職に就いていた頃は、毎月制作目標を決めて、短い創作時間の中でどう効率よく作業を進めるかを考えました。今はそれがありませんが、寒さは相変わらずで、工…[続きを読む]