Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 作品
2024.07.26

昨日は工房での作業を早めに打ち切って、映画「アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家」を横浜の中心地にあるミニシアターに観に行きました。私一人で行くはずが家内が同行してくれました。ドイツの芸術家アンゼルム…[続きを読む]

2024.07.23

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅰ 抽象芸術の本質と性格」の前回の続きとして、気になった箇所をピックアップいたします。「古代芸術の作品においても、…[続きを読む]

2024.07.18

東京銀座のギャラリーせいほうでの個展には、連日いろいろな人がお見えになって、私の作品に感想を述べていきます。私としては嬉しい限りですが、真摯に向き合わなければならないご意見もあります。今日は古代中国史…[続きを読む]

2024.07.16

私が読みたいと思う書籍は、新刊本の書店にはなく、美術館のギャラリーショップか、古本市で掘り出し物を見つけるしかないと思っています。私の趣向は時代遅れなのかもしれず、それでも自分自身の創作活動の思索を裏…[続きを読む]

2024.07.15

2024年の東京銀座のギャラリーせいほうでの個展のオープニングを迎えました。「陶彫・『発掘』シリーズⅩⅤⅠ」として「発掘シリーズ」は16回目になりますが、「構築シリーズ」を過去3回やっているので、通算…[続きを読む]

2024.07.14

日曜日になりましたが、今日は東京銀座のギャラリーせいほうでの19回目の個展搬入日となりました。今回は作品数の多さでは過去最大で、搬入から展示終了までの時間がかかりました。朝10時半に運搬業者3名が大型…[続きを読む]

2024.07.13

週末になりました。今週を振り返ってみれば、今週は木箱作り、陶彫作品の梱包、RECORDの額装といった個展搬入準備に追われた1週間になりました。やはり今回の個展は例年より作品数が多いと実感しました。毎朝…[続きを読む]

2024.07.05

昨日は東京都港区北青山にあるファーガス・マカフリー東京で開催されていた「アンゼルム・キーファー展」に行ってきました。ファーガス・マカフリー東京を私は初めて訪ねました。そこは2部屋の手ごろな空間があった…[続きを読む]

2024.06.29

週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。今週は工房での窯入れの際に、午前中で作業を切り上げて、自分の個展のためのDM(案内状)1000枚をギャラリーせいほうに持参しました。その際、友人の竹…[続きを読む]

2024.06.16

日曜日になりました。週末は創作活動について書くことにしています。そろそろ来年に向けた新作のことが気になっています。来年発表予定の彫刻作品は 廃材を使おうと思っています。2022年2月7日のNOTE(ブ…[続きを読む]

2024.06.10

先日、東京都新宿区の初台にある東京オペラシティアートギャラリーで開催している「宇野亜喜良展」に行ってきました。図録が売り切れとなっていて、予約注文をしたので、そのうち図録は郵送されてくると思いますが、…[続きを読む]

2024.06.09

日曜日になり、6月も中旬に差し掛かっています。そろそろ梱包用木箱を作ろうかと考えています。素材が陶彫であるがために破損が心配であり、おまけに陶彫立方体を複数配置して展示することもあって、作品の運搬には…[続きを読む]

2024.06.08

週末になりました。今週の振り返りを行ないます。日曜日は雨が心配されましたが、何とか晴れの合間をぬって図録用の写真撮影を行いました。今回は陶彫立方体の作品数が多かったので、手伝ってくれたスタッフたちに感…[続きを読む]

2024.05.26

日曜日になりました。来週の日曜日が7月個展に向けた図録を作るための撮影日になっています。今日はちょうど1週間前で、陶彫制作やRECORD制作に拍車をかけています。私のように集合彫刻をやっている者にとっ…[続きを読む]

2024.05.24

昨日、家内を誘って東京都港区虎ノ門にある菊池寛実記念 智美術館で開催していた「走泥社再考」展に行ってきました。「走泥社」は1948年に京都で結成された造形集団で、陶によるオブジェという新たな表現を世間…[続きを読む]

2024.05.15

スケジュールが切迫した陶彫制作でも成形や彫り込み加飾ばかりやっていられず、土練りや焼成という大事な制作工程があります。とくに焼成で作品を窯に入れている間は、電気の関係で照明等が使えず、工房での作業は諦…[続きを読む]

2024.05.11

週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。今週は毎日工房に出かけ、朝から夕方までの7時間から8時間程度は陶彫制作に明け暮れました。ほぼ退職前の勤務時間と同じですが、教職とは内容がまるで異なっ…[続きを読む]

2024.05.08

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)は、個々の芸術家に関しての文章が掲載されています。今回はホワン・ミロとパウル・クレーです。まずミロから。「彼(ミロ)はすでに、あらゆる事物は精神に…[続きを読む]

2024.05.03

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の次章は、それぞれの芸術家に関しての文章が掲載されています。最初はフランシス・ピカビアとマルセル・デュシャンを取り上げます。ピカビアに関する文章は…[続きを読む]

2024.04.24

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「現代の美学的凝結」について気になった箇所をピックアップいたします。「超現実主義はまず、現代の詩と造型芸術とにもっとも新鮮な生命力を注入すると同…[続きを読む]

2024.04.21

週末の日曜日になりました。週末には創作活動について書くことにしています。1週間前になりますが、「ブランクーシ展」で見た金属による抽象彫刻のことに触れたいと思っています。現在の眼から見れば、磨き抜かれた…[続きを読む]

2024.04.13

週末になりました。今週を振り返ってみようと思います。今年の個展が近づいてきたことで、陶彫制作に精を出し、今週の制作時間は日々午後4時過ぎまで延長していました。以前の教職との二束の草鞋生活ほどではないも…[続きを読む]

2024.03.29

町田市立国際版画美術館で開催されている「版画の青春」展の展示作品の中に、版画家水船六洲の作品が数多く展示されていることがわかり、それが契機になって私は同展に足を運びました。私が水船六洲の作品を知ったの…[続きを読む]

2024.03.28

昨日、町田市立国際版画美術館で開催されている「版画の青春」展に行ってきました。副題を「小野忠重と版画運動」と称して、「激動の1930-40年代を版画に刻んだ若者たち」というフレーズもありました。展示作…[続きを読む]

2024.03.26

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)を読み終えました。バロック期の西洋美術に疎かった私にとって、画家カラヴァッジョの存在は重要なものでした。カラヴァッジョ作品に導入されて、バロック期の…[続きを読む]

2024.03.22

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第10章 失われた最後の大作 」の「3 先行作例と晩年様式 」の気になった箇所を取り上げます。「ヴァチカンの《キリストの埋葬》が、聖体拝受のミサ…[続きを読む]

2024.03.19

先日行った千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館に、フランク・ステラの初期作品である「ブラック・シリーズ」が、部屋全体を使って複数展示されており、私はまとまった作品群が見られて興奮していました。それは「カ…[続きを読む]

2024.03.17

週末は創作活動のことについて書いていきます。先日、千葉県の美術館で見た「カール・アンドレ」展で、彼が造形として主張したミニマル・アートの主旨はさておき、私自身が展覧会場で感じたことを踏まえて、彫刻の在…[続きを読む]

2024.03.14

今日は朝早くから工房に行き、陶彫制作をしていました。陶彫制作では、毎日自分でノルマを課し、ひたすらノルマを達成している感があります。ただし、自分を追い立てて余裕がなくなるのを避けるために、私は時折美術…[続きを読む]