週末になりました。今週の創作活動の状況を述べていきます。今週は11月から12月へ月を跨いだ1週間でした。今週も毎日工房に通って陶彫制作に邁進していました。完全に季節が冬に移行したので、ストーブを点けて…[続きを読む]
週末のNOTE(ブログ)には創作活動について書くようにしています。私は自身のことを彫刻家と呼んでいますが、時に造形作家とも言っています。一日のほとんどを工房で過ごし、私は日常的に彫刻を制作しています。…[続きを読む]
「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)の第五章「再びパラオへ」の気になった箇所を取り上げます。「パラオに戻って来て約1ヵ月、久功もパラオ・コロールの生活にも慣れてきた。しかし、久功にとって、コロール…[続きを読む]
週末のNOTE(ブログ)のテーマは創作活動に関連したものにしています。今日は「プリミティヴ・アートと私」と題して自分の趣向の方向性を考えてみたいと思っています。私は小さな手帳に展覧会記録を残しています…[続きを読む]
先日見に行った東京国立近代美術館で開催中の「棟方志功展」。回顧展としての代表作品が陳列する中で、いくつか自分の心に響いた作品がありました。有名な「二菩薩釈迦十大弟子」や「華狩頌」も久しぶりに眼前に登場…[続きを読む]
昨日、東京竹橋にある東京国立近代美術館で開催されている「棟方志功展」を見てきました。副題に「メイキング・オブ・ムナカタ」とあって、版画家の個人史に沿った回顧展になっていました。私は若い頃から棟方板画に…[続きを読む]
今日は工房での作業を止めて、東京竹橋にある東京国立近代美術館で開催中の「棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」に行ってきました。工房は陶彫の焼成があったために電気が使えず、展覧会に行く契機としては都…[続きを読む]
私の工房に出入りしている若いスタッフの中に、今年度から多摩美術大学でグラフィックデザインを学び始めた学生がいます。彼女の案内で、工房に出入りしている学生2人と私を加えて、合計4人で八王子にある多摩美術…[続きを読む]
2021年のRECORDが暫くの間ホームページにアップされていなかったため、順次これをアップしていくことにしました。一日1点制作をノルマとして自分に課しているRECORDは、文字通りイメージの記録です…[続きを読む]
この週末は今月最後の週末になります。週末には創作活動に関することを書いているので、今回は普段から造形的なイメージを貯蓄している表現手段について述べます。現在私が日中のほとんどの時間を費やして作っている…[続きを読む]
週末になりました。今週も相変わらず毎日工房に通って、制作三昧な日々を過ごしていました。窯入れや窯出しもあって、窯を修理してから4回ほど焼成を行いました。乾燥棚にあった焼成待ちの作品も徐々に完成して、い…[続きを読む]
昨日は千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館で開催中の「ジョセフ・アルバースの授業」展を見てきました。ジョセフ・アルバースは日本では馴染みのない画家だろうと私は思っていますが、バウハウス出身で同校の教…[続きを読む]
昨日のNOTE(ブログ)に「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)の「法隆寺金堂壁画弥陀浄土図」についての記事を載せましたが、「法隆寺金堂壁画弥陀浄土図」についての追記をしたいと思います。本作品は昭和24…[続きを読む]
週末になりました。今週で一番印象強かったことは、窯の修理とその後の焼成に関することです。窯は2009年8月に工房に設置しました。工房が完成して、すぐ窯を入れたわけです。それから14年間が過ぎましたが、…[続きを読む]
「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)は単元で分けず、内容として私の興味関心を惹いたものを順次取り上げようと思います。今回取り上げるのは「薬師寺吉祥天女」です。「薬師寺吉祥天女」は普段は非公開なので、私…[続きを読む]
今日は工房の作業を休んで、東京の六本木まで家内と出かけました。六本木には大きな美術館が2つあります。一つは国立新美術館で、もう一つはサントリー美術館です。国立新美術館で現在「自由美術展」が開催されてい…[続きを読む]
先日、東京上野の国立西洋美術館で開催されている「キュビズム展」に行って、私はさまざまな感想を持ちましたが、彫刻作品も並べられていて、じっくりと観てきました。キュビズムに限らず美術史の価値転換を図る運動…[続きを読む]
先日、東京上野にある国立西洋美術館で開催中の「キュビズム展」に行ってきました。20世紀美術史の潮流の中では有名なキュビズムですが、私自身はキュビズムの芸術家の持つ構成要素に興味関心があり、その作品を堪…[続きを読む]
今日は工房での作業は休みました。10月に入り漸く秋の気配がしてきて、この程度の気温なら展覧会でも行こうかと家内と話しました。現在読んでいる「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)に触発されて仏像が見たくな…[続きを読む]
昨日の朝日新聞の「折々のことば」で取り上げられていた記事に目が留まりました。「神に祈る姿は、世の中で最も美しいものの一つです。」これは随筆家白洲正子の言葉です。これについて鷲田精一氏が解説をしています…[続きを読む]
週末のNOTE(ブログ)には創作活動について書くことにしています。このところ毎日工房に通って陶彫制作に時間を割いていますが、視野が狭まっている感じが否めません。時折、美術館や博物館に足を運んでいること…[続きを読む]
週末になりました。今週も毎日工房に通い、朝から夕方まで陶彫制作に精を出していました。空調設備のない工房にいると、その日の気温や湿度に作業が左右されることがあります。今まで酷暑だったので、長く工房にいる…[続きを読む]
ビジョン企画出版が刊行している新報には毎月「評壇」の欄があって、美術評論家の瀧悌三氏が執筆しています。ここに毎年私のギャラリーせいほうでの個展の批評を載せていただいています。瀧さんは初日に個展に来てい…[続きを読む]
「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第四章 芸術の風土的性格」の中で気に留めた箇所をピックアップします。今回はその➁として西洋と日本の違いを取り上げます。「ヨーロッパにおける芸術作品の代表的なるものは…[続きを読む]
週末になりました。今週を振り返ると9月になっても酷暑が続いていましたが、台風の影響で週末は天候が不安定になり、今日の気温は下がっています。このところずっと暑かったので、久しぶりに涼しい中での作業になり…[続きを読む]
昨日、東京六本木のサントリー美術館で開催されている「虫めづる日本の人々」展に行ってきました。私の陶彫作品に甲殻類が有する形態を参考に造形したものがあり、虫そのもののカタチは嫌いではありません。寧ろ古来…[続きを読む]
今日から9月ですが、酷暑は相変わらずで、空調設備のない工房での制作は苦行のようです。それでも最近は暑さの質が変わってきたように思います。湿度が減ったのでしょうか。こんな多少乾いた高温の中にいると、20…[続きを読む]
日曜日になり、今日も工房に朝から出かけて陶彫制作に邁進していました。毎日体温並みの暑さが続く中で、休みなく陶彫制作を続ける理由を改めて考えてみました。創作活動に対する意欲だけでは、この酷暑と言う悪条件…[続きを読む]
今は亡き彫刻家若林奮について、先日の武蔵野美術大学美術館での展覧会を踏まえて、再度考察しようと思います。そこには私にとってどうしても避けて通れない造形理論があって、それは彫刻という特異なものが存在する…[続きを読む]
先日見に行った東京国立近代美術館で開催されていた「ガウディとサグラダ・ファミリア展」。貴重な資料や模型が展示されていて私は満足を覚えましたが、ガウディの意図するものを造形化する中で、どうしても納得のい…[続きを読む]
週末になりました。今週の状況を書いていきます。今週も酷暑が続く日になりましたが、相変わらず工房で陶彫制作に明け暮れていました。陶土代金を郵便局から明智鉱業に送金したり、歯科医院に出かけ、歯のメンテナン…[続きを読む]