今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「いいなというときの、モチーフが思いついた瞬間というのは、記憶にないんです。坂本龍一」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅲ 現代抽象美学の形成 」の中で具体的な芸術家を取り上げていますが、今回の単元はフランスの画家「ロベール・ドローネ…[続きを読む]
東京国立博物館で開催されている「神護寺―空海と真言密教のはじまり」展。何回となくNOTE(ブログ)で取り上げましたが、ほとんど両界曼荼羅に拘ってしまい、展覧会場で存在感を放っていた「薬師如来立像」につ…[続きを読む]
私が読みたいと思う書籍は、新刊本の書店にはなく、美術館のギャラリーショップか、古本市で掘り出し物を見つけるしかないと思っています。私の趣向は時代遅れなのかもしれず、それでも自分自身の創作活動の思索を裏…[続きを読む]
「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)を読み終えました。瀧口修造と言えば、シュルレアリスムを日本に定着させた美術批評家として、私は初めてその名を知りました。私がまだ学生だった頃で、美術界の…[続きを読む]
「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第7章「《反・書物》の行方」の気になった箇所をピックアップしていきます。本章が最終章になります。「シュルレアリスムが瀧口を育てたのは間違いなく、イマ…[続きを読む]
「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第5章「ジョアン・ミロの詩情」を読んでいて、瀧口修造自身の言葉に目が留まりました。「ぼくは超現実主義を通して、詩と絵画とが握手するだろうということを…[続きを読む]
「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第5章「ジョアン・ミロの詩情」の気になった箇所をピックアップしていきます。「『詩の直接な形成力』という表現は、詩と絵画の領域をひとつのこととして考え…[続きを読む]
「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第4章「卵のエチュード」の気になった箇所をピックアップしていきます。「この作品はシネポエムという映画の形式で書かれていることと、そこに画家ダリが展開…[続きを読む]
「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第3章「妖精の距離」の気になった箇所をピックアップしていきます。「瀧口の詩画集『妖精の距離』(絵・阿部芳文〔展也〕/1937年)には、重量のない、物…[続きを読む]
今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「凡庸な絵かきというものは…辻褄を合わせることだけに気を取られていて、辻褄を合わせようとして嘘をつく。洲之内徹」この言葉に著者の鷲田精一氏が…[続きを読む]
「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第2章「絶対への接吻」の気になった箇所をピックアップしていきます。「『絶対への接吻』(1931年)は、長編の詩的実験では最後の作品にあたる。~略~一…[続きを読む]
「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第1章「詩的実験のはじまり」の気になった箇所をピックアップしていきます。「瀧口の『遅れて来た』処女詩集は、晩年にまとめられた『瀧口修造の詩的実験 1…[続きを読む]
昨日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「見た人全員が『泣けた!』としか言わないようなものを、そもそも表現としてやる必要があるのか。松重豊」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄…[続きを読む]
今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「わたしはただではいやなのです。わたしは海をお金で『買いたい』のです。寺山修司」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「詩人・…[続きを読む]
昨日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「ほかのヤツがよろこぶために絵なんて描けるか。まずはおれが面白くなきゃナ!篠原勝之」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「巨…[続きを読む]
週末にはいつも創作活動について書いていますが、訃報が飛び込んできたので、今日は劇作家にして俳優の唐十郎氏の逝去について書いていきます。私は大学生の頃、アングラ劇に刺激を受けていました。アングラとはアン…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「シュルレアリスムの作家像」の後半に掲載されている芸術家の言葉についてピックアップいたします。芸術家はハンス・アルプ、サルバドール・ダリ、マック…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「超現実造型論」は短い論文ながら、密度の濃い内容になっているため、前後半にわけて気を留めた箇所をピックアップしていきます。「近代詩の領域ではアル…[続きを読む]
今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「まあ、ものの表情をしげしげと見る時間も惜しいみたいな生活、というのは反省しなきゃいけないんじゃないかな 柚木沙弥郎」この言葉に著者の鷲田…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「詩の全体性」について気を留めた箇所をピックアップいたします。これは上田敏雄著「仮説の運動」についての評論ですが、シュルレアリスム系の詩人瀧口修…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「アルチュール・ランボー」について書かれた単元の気を留めた箇所をピックアップいたします。その前にランボーとは何者か、ネットからの記事を掲載いたし…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「詩と実在」は詩的な文体で綴られた単元で、どこを切り取っても密度のある内容に圧倒されますが、私は敢えて2箇所を選抜してピックアップさせていただき…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「ダダと超現実主義」について後半部分の気になった箇所をピックアップいたします。「ダダはあらゆる形式を廃止しようとして、ほとんどそこに犠牲のなにも…[続きを読む]
21日付の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「音楽はまず声から出発するんだ。全部の楽器は全部人間の声の代理なんだ。小澤征爾」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「メ…[続きを読む]
17日付の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「野生と自由が異なるように、生まれつきの素質と個性は違うのだ。白洲正子」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「『型』を守…[続きを読む]
週末になると、作品についての思うことを書いていますが、NOTE(ブログ)もこれだけ長く続けていると、過去に書いた同じことを言い方だけ変えているようになっているのではないかと不安にも感じます。今日のタイ…[続きを読む]
20付の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「身の回りの一つ二つのものを捨てれば、かなりの程度世を捨てられるし、世から捨てられるのである。種村李弘」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメン…[続きを読む]
私は月平均1,2回は映画館に足を運びます。映画には娯楽性のある楽しいものがあったり、社会性があって世情等を考えさせられるものもあります。娯楽的な作品や国際的な賞を獲得した作品は、マスコミの宣伝で知るこ…[続きを読む]
昨日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「女たちが膝上でおこなう繊維造形は、道具や装置が素朴でも、多彩をきわめる。福本繁樹」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「南…[続きを読む]
2024年になって1週間が過ぎ、今年のRECORDを始めていますが、私の頭に去来するのはRECORDのテーマです。以前はその年の基盤となる制作方針を決め、その下に月毎のテーマを決めていました。しっかり…[続きを読む]