Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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映画情報を得る手段
私は月平均1,2回は映画館に足を運びます。映画には娯楽性のある楽しいものがあったり、社会性があって世情等を考えさせられるものもあります。娯楽的な作品や国際的な賞を獲得した作品は、マスコミの宣伝で知ることがあり、それを頼りに鑑賞に出かけます。社会に問題を問いかける作品は、自分から調べないとキャッチできないため、ネットであったり、新聞記事で情報を得ます。今月末は横浜のミニシアターに「ホロコースト証言シリーズ」3部作の3番目の作品を観に行こうと決めています。前2作は岩波ホールに観に行きました。こうした社会的な作品を、私は学生の頃より興味関心を持って観ていて、自らの感性や知性を豊かにしてくれるものと思っています。今日の朝日新聞夕刊の記事にも着目すべき文章がありました。「『近代国家の3大元素は国民、国土、国権』と学者はいう。そういえば、北朝鮮という国、国権の長の顔は頻繁に目にするけれど、国民の素顔はついぞ見かけない。これは、そのへんの事情を探るアメリカのドキュメンタリーである。脱北を巡る映像作品は少なくないけれど、これほど脱北の実態に迫る作品はおそらく他にない。~略~この作品は独裁国北朝鮮を素裸にする構えである。改めて私たちに問いかける。生きることについて、自由について、さらに戦火と災禍と万事劣化著しいこの世界の『身捨つるほどの祖国』について。」現在上映している映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」の紹介文章ですが、今日付の他に12日付の夕刊にも本作の記事が掲載されていました。これも観に行こうと私は思っていますが、家内はこういう映画は苦手で、私一人で行く予定でいました。念のため文学に関心の高い教え子を誘ってみたら一緒に行きたいと言ってきたので、予定を合わせることにしました。世界には大変な課題を抱える国があることを再認識したいと思います。