Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > カタチ
2023.04.29

週末になりました。今週の創作活動の状況を書いていきます。この時期の気候が創作活動には向いていると感じています。そのため朝から夕方まで工房にいて制作を続けています。今週は窯入れも行ったのですが、翌日は電…[続きを読む]

2023.03.05

日曜日になると、いつものメンバーが工房にやってきます。一人は後輩の彫刻家で自然木を彫っています。彼は抽象形態をやっていますが、世が世なら彼は仏師になっているかもしれません。もう一人は美大生で染織関連の…[続きを読む]

2022.06.05

新作の補填作業が完了したので、今日から梱包の作業に入りました。梱包は陶彫部品と木工部品に分けて行ないます。まず厚板材が中心となっている木工部品ですが、ビニールシートにエアキャップを敷いて、厚板材を1点…[続きを読む]

2022.05.16

先日、家内と神奈川県立近代美術館葉山で開催している「朝倉摂」展に行ってきました。「生誕100年」と副題にあったので、ご存命であれば100歳になっているはずです。ただ、作家は91歳まで生き、長寿を全うさ…[続きを読む]

2021.08.27

「ピエロ・デッラ・フランチェスカ」(アンリ・フォション著 原章二訳 白水社)の「第3章 ピエロと時代環境」についてのまとめを行います。ピエロ・デッラ・フランチェスカが生きた時代はどんな時代だったのか、…[続きを読む]

2021.08.14

週末になりました。豪雨の被害が西日本を中心に広がっています。夏の甲子園大会も雨の影響で延期を余儀なくされました。夏になると台風や豪雨の被害が毎年のようにあって、日本の置かれた現状に苦しさを覚えます。横…[続きを読む]

2021.08.08

日曜日になり、いつものように美大受験生が2人工房にやって来ました。ウィークディを予備校で過ごしている高3の彼女は、今年は夏季休暇がなく受験体制に入っているようです。日曜日はその補充的な勉強をやっていて…[続きを読む]

2021.02.20

やっと週末になりました。今週はウィークディの仕事の休憩時間を使って、論理学の書籍を読み続け、NOTE(ブログ)に読んだ箇所の引用文章を毎晩掲載していました。よく読み込むと難解と思われるところも意外に内…[続きを読む]

2020.12.30

「建築とは何か 藤森照信の言葉」(藤森照信他著者多数 エクスナレッジ)の第2部には、著者藤森照信氏の著作や建築を巡って、他の建築家や歴史工学家による意見や感想が掲載されていました。今回も前回同様に5氏…[続きを読む]

2019.12.04

「~の風景」と題名をつけるのは今月が最後ですが、はたして風景という付加した題名にどのくらいの意味があったのか、自分で考えておきながら疑問が残ります。今までも風景を想定したRECORDを作ってきたので、…[続きを読む]

2019.07.27

個展終了から早くも1週間が経ちました。間を開けずに新作を作り始めるのが私の流儀です。ちょっと休みたい気分になりますが、休息を入れるのは新作を作り始めてからと決めているのです。実際、新作の陶彫部品のひと…[続きを読む]

2019.07.09

通勤中に読んでいる「ヨーロッパの形 螺旋の文化史」(篠田知和基著 八坂書房)に影響されて、今月のRECORDは「螺旋の風景」というテーマにしてみました。螺旋や渦巻きは私の大好きなカタチで、RECORD…[続きを読む]

2017.05.10

数ある筆記用具の中で、自分は鉛筆に特別な思いを抱きます。職場の私の部屋には鉛筆削りがありませんでした。今日は自宅から鉛筆削りを持参してきました。鉛筆削りはアナログなものが好きで、電動は好みに合いません…[続きを読む]

2016.12.06

根津美術館で開催されている「円山応挙展」に、応挙のエスキースと言うべき写生の原本が出品されています。応挙の完成度の高い写実的な絵画は、写生の原本に見られるような研鑽と修練によって到達した境地と言えます…[続きを読む]

2016.08.24

今朝、出勤前に工房に立ち寄りました。先日、陶彫の成形をしてビニールをかけた作品がどうなっているのか心配で、体調が多少回復したら見に行こうと思っていたのでした。水を打ってビニールをかけておいたので乾燥は…[続きを読む]

2016.05.06

夢は幼児体験からくる欲望充足であるというのが精神分析学者フロイトによる夢の解釈です。覚醒時にも同じような現象に囚われるのが神経症であるならば、造形イメージの源泉もそこからやってくるのではないかと自分は…[続きを読む]

2016.02.10

今月のRECORDのテーマを「めばえる」にしました。今年はひらがな4文字でテーマを決めています。季節に応じたテーマを考えると、冬籠もりをしていた生命が蕾を膨らませたり、地上に僅かに頭を出したりする状況…[続きを読む]

2016.01.10

三連休の中日です。今日も朝から夕方まで制作三昧でした。擂り鉢状の新作は陶彫部品を組み合わせた集合彫刻です。集合彫刻は私が20年以上も関わってきた表現方法で、部品をひとつずつ作って、それらを統括してひと…[続きを読む]

2015.12.06

シュトレンとはクリスマス時期に売られるドイツの伝統的な菓子パンのことです。1980年から5年間オーストリアで暮らした自分は、何かの機会でシュトレンの存在を知り、大好物になりました。ちょうどその頃、洋菓…[続きを読む]

2015.09.08

今月のRECORDのテーマを「間」にしました。RECORDは一日1点作ることを課題にした平面作品でポストカード大の大きさです。毎月テーマを決めて、そのうち具体的なカタチが5日間で展開できるようにしてい…[続きを読む]

2015.08.29

先週から陶彫による新作を作り始めています。今日は凌ぎ易い気温で、朝から工房に篭ることが出来ました。このところ急に涼しくなって、工房に来ていた若いスタッフたちも疲れが出ているように見えました。タタラと紐…[続きを読む]

2015.08.27

一日1点ずつ小さな平面作品を作っていくRECORDですが、いつか旅行をした時にその場でスケッチをして、その日の記録を絵で留めようと考えていました。今までも旅行をした印象をRECORDに描き留めてはいま…[続きを読む]

2015.05.22

今日も昨日に続いて一日出張で、神奈川県相模原市橋本で会議がありました。今日は神奈川県の管理職による総会で、午前中は昨年度の会務報告やら会計決算報告があり、今年度の計画や予算等が話し合われました。今日も…[続きを読む]

2015.05.15

今晩も工房に来ました。目の前に置かれた陶彫部品の数々と木彫が貼り付けられた屏風7点、彫り始めた床置きの木彫の厚板。もう一度新作「発掘~群塔~」の全体像を整理して、完成のイメージの把握を試みました。カタ…[続きを読む]

2015.05.13

朝が来て目覚め、夜に床に就く日常の繰り返しに、ふと我に返って考えることがあります。自分は創作活動をやっていて、自分の生きた証を残してきました。振り返れば毎年制作している作品に、その時の自分の思考や心理…[続きを読む]

2015.05.12

今日は関西出張の代休2日目になります。朝から工房に行って、昨日完成した「発掘~群塔~」屏風部分を確認しました。まだ焼成が終わっていない陶彫部品が3つありますが、木彫は接着まで終わりました。僅かな隙間は…[続きを読む]

2014.08.31

ちょうど日曜日が8月の最終日になりました。今月を振り返ると、大きかったのはアンコール遺跡を訪ねてカンボジアに行ったことでした。遺跡を見に外国へ行く楽しさを満喫しました。元気なうちにまたどこかの遺跡を見…[続きを読む]

2014.08.23

週末になり、朝から工房で制作三昧になりました。先週土練りをしていたので、今日はタタラを作りながら、まず成形の第一歩を踏み出しました。陶彫で作る塔の土台部分です。成形中に何とかなりそうだと思い、これが成…[続きを読む]

2014.08.13

今月のRECORDのテーマは、カンボジアのアンコール遺跡群を訪ねる機会を中心に据えたコトバを考えました。実際にカンボジアに出かけたのが7日からなので、今までのRECORDが5日間でカタチが展開していく…[続きを読む]

2014.06.12

彫刻家池田宗弘先生は自分の大学時代の恩師です。先生は30年前にスペインに滞在され、サンティアゴ巡礼路を歩かれました。ちょうど自分がウィーンに滞在中の頃で、自己表現を求めていたものの確固たる指標も持てず…[続きを読む]