Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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体調不良の時の成形作品
今朝、出勤前に工房に立ち寄りました。先日、陶彫の成形をしてビニールをかけた作品がどうなっているのか心配で、体調が多少回復したら見に行こうと思っていたのでした。水を打ってビニールをかけておいたので乾燥はしておらず、次の彫り込み加飾ができそうなので安心しました。でも、カタチは微妙に歪んでいて、たたき板を使って修整しました。現在、成形で直線的な抽象形態を作っているので、定規を当てればカタチの修整はすぐ出来ます。焼成によるカタチの歪みは認めるところですが、この歪みは何だろうと考えてしまいました。この陶彫を成形した日は体調不良の真っ直中にあり、フラフラしながら作業をしていました。単純に見える幾何形態でも、体調が万全でなければしっかりしたカタチが作れないものなんだぁと改めて思いました。エッジの部分が粗雑になっていたのも体調不良が原因です。幾何形態は、ある意味では誤魔化すことができない究極のカタチなので、今日修整ができて良かったと思いました。今週末に彫り込み加飾をやっていきます。休暇を多めに取ったおかげで、新作は例年より進んでいるように思えますが、こればかりは何とも言えません。新作は毎回異なるので、旧作の状況に当てはめて考えるのは難しいと思っています。