Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 木彫
2024.02.17

週末になりました。今週の振り返りを行います。今週は日曜日に横浜山手にあるギャラリーと横須賀美術館へ学生たちを連れて回ってきました。横須賀美術館では教え子が参加している「HIRAKU」というグループ展と…[続きを読む]

2024.02.10

週末になりました。今週を振り返ってみると、横浜では珍しく雪が降り、工房周辺は積雪で真っ白になりました。とくに雪掻きをするほどでもないので、そのまま放置していましたが、今日の土曜日には雪がすっかり融けて…[続きを読む]

2024.01.21

私の実家を解体する時に、大黒柱にしていた古木を工房に運び込んできました。それは実家が存在した証と言うより、私にとっては時を経た素材としての魅力があったからです。実家の大黒柱はたいした歴史はなく、しかも…[続きを読む]

2024.01.12

先日、東京駅にあるステーションギャラリーで開催している「みちのく いとしい仏たち」展を見てきました。仏像鑑賞と言えば、私は運慶や快慶が大好きで、慶派の仏像展にはよく出かけます。今回の展覧会は慶派とは真…[続きを読む]

2023.12.07

「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)の終章「栄達、名誉を求めぬ一生」の気になった箇所を取り上げます。本書はこの章で終わりになります。「久功は、世間的な栄達、名誉、高官顕職、富裕な生活を求めない。何…[続きを読む]

2023.12.04

「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)の第八章「戦後東京の生活」の気になった箇所を取り上げます。「年が明けた昭和23年(1948)1月9日、敬子の弟・川名嵩久が土田村を訪れた。医師である嵩久は、2月…[続きを読む]

2023.11.21

「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)の第三章「遥かなる南洋へ」の気になった箇所を取り上げます。「昭和4年(1929)3月7日の朝9時過ぎ、久功は、兄・久俊、弟・久顕、金子九平次、三沢寛たちに見送ら…[続きを読む]

2023.11.15

既に終わってしまった展覧会の後追いのような記事になりますが、どうしても気になる芸術家がいるため、今日から「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)を読むことにしました。展覧会は「土方久功と柚木沙弥郎」展…[続きを読む]

2023.11.13

「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)は単元で分けず、内容として私の興味関心を惹いたものを順次取り上げようと思います。今回取り上げるのは「中宮寺観音」です。現在は「伝如意輪観音像」と称していて、京都の広…[続きを読む]

2023.09.16

週末になりました。今週も毎日工房に出かけて陶彫制作に精を出していました。今年の暑さは異常で、秋の気配を感じさせてくれません。汗で服が滲むのは慣れてしまいました。頭や顔からも汗が流れます。陶土に汗が滴り…[続きを読む]

2023.09.07

9月に入って初めて工房での作業を休みました。連日の酷暑で疲労が溜まってきたところだったので、ちょうど良い鑑賞の機会になりました。今日は家内を誘って東京の2ヶ所の美術館を回ってきました。最初に訪れたのは…[続きを読む]

2023.08.30

先日、東京駒場にある日本民藝館で開催されている「聖像・仏像・彫像」展に行って、ミュージアムショップに立ち寄り、同展の図録を求めました。図録はポストカードの入った簡易なものではありましたが、これと同時に…[続きを読む]

2023.06.25

日曜日になり、いつも来ている後輩の彫刻家が工房にやって来ていました。今日は久しぶりに染織を学ぶ美大生も来ていて、工房は活気がありました。私がいつもやっている個展用の梱包作業は、工房の床を広く使うので、…[続きを読む]

2023.06.21

このところ陶彫制作が続き、そろそろどこかの美術館に出かけたいと考えていました。今日は朝のうちに工房に出かけ、個展用の梱包作業をやっていましたが、昼まえに家内を誘い、東京上野にある東京都美術館に行きまし…[続きを読む]

2023.06.18

日曜日には後輩の彫刻家が工房にやってきて、自らの制作に取り組んでいます。彼は木彫、私は陶彫をやっていて、お互い集中しながら同じ時間帯を過ごしています。私は今日は梱包作業は休んで、新作の陶彫立方体を作っ…[続きを読む]

2023.03.19

昨日、建材店で板材を購入してきたので、今日はいつも通りの陶彫制作の合間に、中規模作品について考え始めました。大まかなイメージは既にあって、その具現化をどうするのか、まず板材に下書きを始めました。私はエ…[続きを読む]

2023.02.12

日曜日になって、いつものように後輩の木彫家や美大生が工房にやってきました。私も含めてそれぞれが自らの課題に一生懸命に取り組んでいる時間は、珠玉のような時間だろうと私は認識しています。創作活動は真摯に立…[続きを読む]

2023.02.05

日曜日になって、工房にはいつも来ている美大生のほかに後輩の木彫家がやってきました。それぞれが一生懸命制作をしていて、日曜日の工房は活気づいていました。私はこうした雰囲気を歓迎しています。その彼らを前に…[続きを読む]

2023.01.29

週末になると創作活動についてNOTE(ブログ)を書いています。今回は彫刻の素材について述べていきます。アートの広域な範囲の中で、彫刻に表現を限定すれば、彫刻表現の独自性には素材に対する理解が欠かせませ…[続きを読む]

2023.01.15

日曜日になると後輩の木彫家が工房に現れます。頻繁に来ている美大生もやってきます。私を含めて3人でそれぞれ自分の課題に向き合い、一生懸命制作に励むのが、定番の日曜日の過ごし方になっています。今日は朝から…[続きを読む]

2023.01.08

三連休の中日です。日曜日の工房には後輩の木彫家がやってきます。彼が木彫を始めると日曜日の日常が戻ってきた感じがします。鑿を打つ音や電動工具の音が工房に響き渡り、私の陶彫制作と相まって、今日の工房は素材…[続きを読む]

2022.12.25

今年7月の個展で発表した作品は、まだ工房の作業場所に置いてありました。梱包材で包んだ板材にしろ、陶彫部品を収納した木箱にしろ、相当な量の作品を置いておくのは、新作の作業にも影響します。これをロフトに上…[続きを読む]

2022.11.05

週末になりました。今週の創作活動について振り返りたいと思います。今週は10月から11月に月を跨いだ1週間になりました。工房での作業が気候の上でもやり易くなってきて、毎日朝9時から夕方3時まで夢中で取り…[続きを読む]

2022.11.03

今日は「文化の日」です。文化の日を紐解くと「『自由と平和を愛し、文化をすすめる』ことが趣旨の国民の祝日。1948年(昭和23)制定。46年のこの日公布された新憲法の精神に基づき、平和と文化が強調されて…[続きを読む]

2022.10.23

週末は1週間の振り返りを行なっていますが、昨日は美大の芸術祭を訪ねたことに誌面を割いてしまったので、今日のNOTE(ブログ)で振り返りを行ないます。先週の日曜日から金曜日まで毎日工房に通い、陶彫制作を…[続きを読む]

2022.09.15

昨日に続き、今日も東京へ美術鑑賞に家内と出かけました。六本木にある国立新美術館では「二科展」が開催されています。私の後輩の彫刻家である長谷川聡さんが本展に出品しているのです。彼は会友となっているため今…[続きを読む]

2022.08.11

今日は「山の日」です。私の個展オープニングが毎年「海の日」になっているので、それに対する日が「山の日」なのでしょう。ちょうど明日が旧盆なので、続けてお盆休みを取る人が多く高速道路は朝から渋滞が発生して…[続きを読む]

2022.07.25

「彫刻の歴史」(A・ゴームリー M・ゲイフォード共著 東京書籍)は彫刻家と美術評論家の対話を通して、彫刻の歴史について語っている書籍です。全体で18の項目があり、今日は4番目の「樹木と生命」について、…[続きを読む]

2022.07.19

今日の朝日新聞夕刊に掲載されていた記事に目が留まりました。タイトルは「穏やかな視線 人間とは」とあって、近代ドイツを代表する彫刻家エルンスト・バルラッハの「うずくまる老女」の大判の写真がありました。先…[続きを読む]

2022.06.15

「美学事始」(神林恒道著 勁草書房)の「第二部 芸術論の展開」の「2 高村光太郎と近代彫刻」を3つの要点にまとめて記述しています。私にとって本単元は最重要な事柄が書かれていて、まさに私が学んできた西欧…[続きを読む]