今日は12月25日でクリスマスです。クリスマスはキリスト降誕祭とも聖誕祭とも呼ばれていて、イエス・キリストの誕生を祝う日です。ただイエスの正確な誕生日が分かっていないため、誕生を祝福する儀式を行うとい…[続きを読む]
「世紀末芸術」(高階秀爾著 筑摩書房)の「魂の深淵」について、気に留めた箇所をピックアップしていきます。まず、オスカー・ワイルドのこの言葉から単元が始まっていました。「《すべての芸術は、表面であると同…[続きを読む]
昨日に続いて、夕方は横浜のミニシアターに出かけていきました。その前に今日は工房で夕方まで窯入れの準備をしていました。明日、家内と美術館へ行く約束をしているので、窯入れをして明日の工房の電気を窯以外は使…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅴ 抽象絵画の主流 」の文中に出てくる多くの芸術家を今回も3人取り上げます。まずビシエル。「ユリウス・ビシエルは、…[続きを読む]
私が生まれ育った昭和30年代は、娯楽と言えば外で遊ぶか、家でテレビを見ているしかなくて、私も典型的なテレビっ子世代です。当時はドラマやアニメーション、バラエティー番組など、家族揃って見ていた時代を今は…[続きを読む]
日曜日になりました。日曜日は創作活動について書いていきますが、今回は自作に関するものではなく、現代美術の潮流のひとつであったアンフォルメル芸術について述べたいと考えています。現在時間をかけて読んでいる…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅴ 抽象絵画の主流 」の文中に出てくる多くの芸術家を毎回3人づつ取り上げて、NOTE(ブログ)に書いています。私自…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅴ 抽象絵画の主流 」の文中に出てくる多くの芸術家を毎回3人づつ取り上げて、NOTE(ブログ)に書いています。私自…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅴ 抽象絵画の主流 」は本書最後の章で、かなり長い論考があり、切れのいいところで分けて、留意した箇所をピックアップ…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅳ 時間と運動の美学 」は大きなテーマを扱っているため、分割してNOTE(ブログ)に掲載していきます。本単元が音楽…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅲ 現代抽象美学の形成 」の中で具体的な芸術家を取り上げていますが、今回の単元はドイツ人画家パウル・クレーです。ク…[続きを読む]
「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅲ 現代抽象美学の形成 」の中で具体的な芸術家を取り上げていますが、今回の単元はロシア出身でドイツで活躍した画家ウ…[続きを読む]
7月の最終日になりました。7月は毎年のことだけれど、東京銀座のギャラリーせいほうで私の個展が開催されています。今年も例外なく個展をやりました。7月15日が個展初日だったために、それまでの2週間は陶彫作…[続きを読む]
週末になり、個展明けの1週間でしたが、陶彫制作中心というより、新作のために思考を繰り返した1週間になりました。私の個展を見に来てくださった人の中に、「毎日書道展」の出品者や、嘗ての教員仲間で絵画による…[続きを読む]
昨日は工房での作業を早めに打ち切って、映画「アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家」を横浜の中心地にあるミニシアターに観に行きました。私一人で行くはずが家内が同行してくれました。ドイツの芸術家アンゼルム…[続きを読む]
過日、ドイツの芸術家アンゼルム・キーファーの雛型作品による展覧会を見に行きました。キーファーは1945年生まれで、本作の監督ヴィム・ヴェンダースも同年の生まれ。つまり第二次大戦が終結し、ドイツ・ナチス…[続きを読む]
週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。今週は目の前に迫ったギャラリーせいほうでの個展に向けた準備期間となっていました。陶彫作品はその保護のために毎年木箱を用意しています。その木箱も私は自…[続きを読む]
昨日は東京都港区北青山にあるファーガス・マカフリー東京で開催されていた「アンゼルム・キーファー展」に行ってきました。ファーガス・マカフリー東京を私は初めて訪ねました。そこは2部屋の手ごろな空間があった…[続きを読む]
昨日は乾燥した陶彫作品にヤスリ掛けをして、化粧掛けを施して窯に入れました。NOTE(ブログ)で何度も書いているように、焼成中は窯以外のブレーカーを落とすために、今日は自然光の中での作業になりました。今…[続きを読む]
週末になりました。今週は個展の図録用写真撮影が終わっても追加制作が必要なために、工房での制作は日々続いていました。同時に梱包用木箱も作り始めました。まだ焼成も必要で、水曜日には窯入れも行いました。木曜…[続きを読む]
今日は家内と映画に行きました。この映画鑑賞の時間を確保するために、昨日は工房で窯入れを行ない、今日は陶彫作品の焼成で他の電気が使えず、工房での作業を一旦中止したのでした。映画「関心領域」は、その内容か…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「或る年表への注釈」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。この単元では日本の近代美術を取り上げていて、瀧口流の切り口に興味を感じまし…[続きを読む]
今日は日曜日なので創作に纏わることを書きます。私が自宅の中で注目しているのはトイレに貼られた月捲りのカレンダーです。2年前から我が家は、パウル・クレーの画像が全面にあるカレンダーにしていて、トイレに入…[続きを読む]
「ホロコースト証言シリーズ」3部作の三作目「メンゲレと私」を観てきました。前2作を私は岩波ホールで観ていましたが、今回は横浜のミニシアターで上映しているのを知って早速出かけたのでした。3部作とも私は一…[続きを読む]
「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)の第一章「幼年から青年時代へ」の気になった箇所を取り上げます。土方久功は恵まれた幼年時代を過ごしています。父は明治3年(1870)東京生まれでした。「明治41年…[続きを読む]
週末になりました。今週も相変わらず毎日工房に通って、制作三昧な日々を過ごしていました。窯入れや窯出しもあって、窯を修理してから4回ほど焼成を行いました。乾燥棚にあった焼成待ちの作品も徐々に完成して、い…[続きを読む]
昨日は千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館で開催中の「ジョセフ・アルバースの授業」展を見てきました。ジョセフ・アルバースは日本では馴染みのない画家だろうと私は思っていますが、バウハウス出身で同校の教…[続きを読む]
昨日、窯入れをしたため、今日は工房の電気が使えません。そのため今日は作業を休んで、家内と美術館へ行くことにしました。千葉県の佐倉市にあるDIC川村記念美術館は、現代美術をテーマとする企画展に毎回私の興…[続きを読む]
昨日、渋谷イメージ・フォーラムで上映しているチリの映画「オオカミの家」を観てきました。家内が邦楽演奏があったために私一人で出かけました。映画を観終わった後、私には情緒が不安定になるような不思議な感覚が…[続きを読む]
「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第一章 風土の基礎理論」の「1 風土の現象」について、気を留めた箇所を選びます。著者が本書を書いた契機が、1927年にベルリンで独哲学者ハイデガーの「存在と時間」(…[続きを読む]
昨日の夕方、家内を誘って横浜の中心街にあるミニシアターに米映画「TARター」を観に行ってきました。午前中は工房で個展の準備として梱包作業をやっていたのですが、時間的に余裕があると判断して、久しぶりに映…[続きを読む]