Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

archive

note > ウィーン
2025.10.20

先日、東京汐留にあるパナソニック汐留美術館で開催されている「ウィーン・スタイル」展に行ってきました。私は1980年から85年までウィーンに住んでいて、同地の国立美術アカデミーに通っていました。アカデミ…[続きを読む]

2025.10.18

週末になりました。定番として土曜日は今週の振り返りを行ないます。今週は毎日工房に行っていましたが、月曜日と木曜日は窯内の温度を確認するために、早朝工房に顔を出しただけでした。今週は新作の陶彫部品の窯入…[続きを読む]

2025.10.16

先日の月曜日、急遽師匠に会いに国立新美術館に出かけることになり、その前日に窯入れを行ないました。焼成から作品を取り出すのに3日間を要するので、昨日の水曜日に窯出しを行なって、すぐ作品を入れ替えて窯のス…[続きを読む]

2025.10.15

今日の朝日新聞「折々のことば」に掲載された記事より、その内容を取り上げます。「いつまでも…終わってほしくないほどのものが、幸福な生なのに、終わるからこそ幸福であるというパラドックス  古東哲明」この言…[続きを読む]

2025.07.24

今日も私は東京銀座のギャラリーせいほうの個展会場にずっといました。鑑賞者がやってきては、いろいろな話が出来るのを私は幸せと感じていますが、今日のエピソードは私にとって考えさせられたものでした。欧米人と…[続きを読む]

2025.06.22

日曜日になりました。日曜日は主に創作活動について述べていますが、今回は昨晩自宅に届いた7月個展の案内状について書いていきます。個展の作品を紹介する図録もそうですが、案内状も大切なアイテムだと私は思って…[続きを読む]

2025.03.26

昨日の朝日新聞夕刊に掲載されていた記事は、イギリスの画家オーブリー・ビアズリーの「サロメ」をテーマにした作品「孔雀の裳裾」について考察されたものでした。私は先月の20日に三菱一号館美術館で開催されてい…[続きを読む]

2025.01.12

日曜日になりました。日曜日は創作活動についてNOTE(ブログ)を書いていきます。私が創作として作品を作り始める前に、立体の構造を学ぶ習作時期がありました。それはモデル台に裸像を立たせて、人体塑造を写実…[続きを読む]

2024.12.24

「世紀末芸術」(高階秀爾著 筑摩書房)の「よく見る夢」について、気に留めた箇所をピックアップしていきます。「芸術のあらゆる領域にわたって、西欧のほとんどあらゆる国ぐにで、数多くの画家、彫刻家、詩人、小…[続きを読む]

2024.11.21

アメリカで栄誉あるエミー賞作品賞を含む最多18冠に輝いた「SHOGUN 将軍」。発表があった日に、私はこの映像作品が見たくなって、ディズニープラスに入会しようと思いましたが、きっとどこかの映画館で取り…[続きを読む]

2024.11.20

「世紀末芸術」(高階秀爾著 筑摩書房)を読み始めました。昨日書いた谷川俊太郎氏の逝去記事で、享年92歳とありましたが、美術評論家高階秀爾氏も先月92歳で亡くなっています。私にとって2人の巨星が同じ92…[続きを読む]

2024.06.23

日曜日になりました。今日は創作活動に関わる事柄を書いていきたいと思います。40年も前のことになりますが、私はオーストリアに住んでいて、ウィーン国立美術アカデミーに通っていました。その頃私はハウズナー教…[続きを読む]

2024.03.31

今日は日曜日で、3月の最終日でもあります。私は教職を長く勤めた習慣で、年度末という意識がいまだに抜けません。私が日々メモしている小さな手帳も今日が最終日になっていて、明日から新しい手帳に切り替わるので…[続きを読む]

2024.02.01

今日から2月です。昨日のNOTE(ブログ)にも書きましたが、叔父の下野昇が亡くなって今日が告別式でした。叔父は声楽家で昨年の4月にはテノール・リサイタルを横浜で開いています。叔父は家内の叔母と結婚した…[続きを読む]

2023.12.25

世界中から「メリークリスマス」という挨拶が聞こえてきます。この日だけは平和で穏やかに過ごしたいという思いが伝わってくるのは私だけではないはずです。12月25日はキリストの降誕を記念する日とされていて、…[続きを読む]

2023.12.01

12月になりました。今日は工房で作業をした後、川崎に住む友人の店に出かけました。ヨーロッパでこの季節に食べられているドライフルーツが入った保存用のパン・シュトレンを、私は大量に注文していて、それを受け…[続きを読む]

2023.06.12

昨日の朝日新聞「折々のことば」に「孤独でいるために、まわりに人を必要とする」という池内紀氏の言葉が掲載されていました。「『とびきり静かな場所』があってこそウィーンは音楽の都なのだと、ドイツ文学者は言う…[続きを読む]

2023.05.23

「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)のほとんどの内容がクリムトの描く女性で占められています。私にとって苦手な女性表現をクリムトは得意としていて羨ましい限りですが、…[続きを読む]

2023.05.22

「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)を読んでいると、40年前の記憶が甦ってきます。私は1980年から85年までウィーンに住んでいました。とくに「世紀末ウィーン夢紀…[続きを読む]

2023.05.19

「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)は書籍の扉から読むことはせず、気になった箇所の頁を開き、部分的に読み込んでいます。私が20代の頃、ウィーンに5年間暮らしていて…[続きを読む]

2023.04.21

現在読んでいる「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)と並行して「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)を読み始めました。本書の副題…[続きを読む]

2023.04.01

4月に入り、最初の週末を迎えました。4月の創作活動に対する目標は、別稿を起こして改めて書いてみようと思います。今日は叔父である下野昇のテノールリサイタルについて感想を述べます。親戚を褒める手前味噌な感…[続きを読む]

2023.02.22

東京都美術館で開催されている「エゴン・シーレ展」。シーレと言えば自画像や裸婦像に目がいきがちですが、私が個人的に思いをもっているのは風景画です。私は若い頃、ウイーンに滞在していたにも関わらず、レオポル…[続きを読む]

2023.02.21

東京上野の東京都美術館で「エゴン・シーレ展」が開催されているので、先日見てきました。画家エゴン・シーレは私がウィーン滞在から帰った1985年には、今ほど知られた画家ではなかったと記憶していますが、現在…[続きを読む]

2023.02.18

週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。今週も相変わらず工房に通っていました。陶彫制作で言えば、毎日同じ時間帯に陶土に触れて、いつものように創作活動に精を出していて、同じような日常が流れて…[続きを読む]

2023.02.17

「早熟な天才だったシーレは、『露悪的で非道徳』との批判を受けつつも、多くの作品を残した。だが、第一次世界大戦が始まり、兵役で創作活動が一時困難になる。終戦の直前にスペイン風邪で亡くなった。その時代をた…[続きを読む]

2022.12.20

先日、「機能と装飾のポリフォニー」展を東京都庭園美術館に見に行きました。昨日のNOTE(ブログ)に会場で購入した図録を利用して、その全容を書きましたが、私自身が心を動かされた作品を今回は取り上げたいと…[続きを読む]

2022.12.17

週末になりました。このところ土曜日にいろいろな予定があって、1週間の振り返りが日曜日になるケースが増えています。今日も東京白金台にある東京都庭園美術館に、工房に出入りしている美大生と一緒に行って来まし…[続きを読む]

2022.11.27

1週間の振り返りは土曜日にやっていますが、先週も今週も土曜日は美術館で開催している展覧会に出かけてしまったので、振り返りは今日行います。先週の日曜日から昨日の土曜日までを振り返ると、多様な活動をしてい…[続きを読む]