先日、家内と東京上野にある東京藝術大学美術館で開催されている「相国寺展」に行ってきました。相国寺文化圏というコトバをどこかで聞いたことがことがあって、表現力に長けた絵師たちが集ったことで有名なのは、私…[続きを読む]
週末になりました。今週を振り返ります。今週の工房での新作の取り組みは、平面作品をやっていました。タイトルに杉材加工としたのは、平面の上に貼り付ける板材に小さな矩形を複数刳り貫き、さらに炙って炭化させる…[続きを読む]
今日は東京の美術館に出かけましたが、いつものように工房で窯入れをしたことで他の電気が使えず、それを言い訳にして展覧会巡りをしたわけではありません。午前中は工房で平面作品を制作していましたが、ふとした私…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅱ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はマティスの「大きな赤い室内」とピカソの「アヴィニョンの娘たち」を取り上げています。まず、マティス。「フォーヴの画家たちは、そのような現実との結び…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅱ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はルソーの「眠るジプシー女」とムンクの「叫び」を取り上げています。まず、ルソー。「絵画の歴史には、時に奇蹟としか言いようのない不思議が起こることが…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅱ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はスーラの「グランド・ジャッド島の日曜日の午後」とロートレックの「ムーラン・ルージュのポスター」を取り上げています。まず、スーラ。「スーラは、この…[続きを読む]
週末になりました。今週を振り返ります。今週も朝から夕方まで工房に籠って制作三昧でした。今週は陶彫制作ではなく、主に平面作品に取り掛かっていました。縦横120cmの正方形をした板材を2点用意して、これを…[続きを読む]
昨日、東京竹橋にある東京国立近代美術館で開催されている「ヒルマ・アフ・クリント展」に行ってきました。本展をネット記事によって知り、カンディンスキーやモンドリアンに先駆けて抽象絵画を創案した女流画家とい…[続きを読む]
昨日の夕方に工房で窯入れを行ない、窯以外のブレーカーを落としました。今朝は窯の温度確認に行って、そのまま家内と東京の展覧会を2ヶ所回ることにしました。まず、上野の東京都美術館で開催されている公募団体「…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅱ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はファン・ゴッホの「アルルの寝室」とゴーギャンの「イア・オラナ・マリア」を取り上げています。まず、ゴッホ。「『アルルの寝室』は、単に彼の住んでいた…[続きを読む]
日曜日になりました。日曜日は創作活動についてNOTE(ブログ)に書いていますが、今回は描写について自分が思うところを述べてみます。昨日から新作の平面作品を作り始めていて、板材に鉛筆で全体構成を書いてい…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅱ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はルノワールの「ピアノの前の少女たち」とセザンヌの「温室のなかのセザンヌ夫人」を取り上げています。まず、ルノワール。「印象派時代には、モネやシスラ…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅰ」(高階秀爾著 岩波新書)の最後の単元はマネの「オランピア」と、継続して読み始めた「名画を見る眼 Ⅱ」(高階秀爾著 岩波新書)の最初の単元はモネの「パラソルをさす女」です。まずマネか…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅰ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はターナーの「国会議事堂の火災」とクールベの「画家のアトリエ」を取り上げています。「ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)…[続きを読む]
今日は3月の最終日です。長年勤めていた教職の習慣がこの時期になると相変わらず抜けず、3月は年度末の意識があり、明日から新しい気持ちになってしまいます。今となっては月が移行するだけで、身辺に大きな変化は…[続きを読む]
昨日の朝日新聞夕刊に掲載されていた記事は、イギリスの画家オーブリー・ビアズリーの「サロメ」をテーマにした作品「孔雀の裳裾」について考察されたものでした。私は先月の20日に三菱一号館美術館で開催されてい…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅰ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はゴヤの「裸のマハ」とドラクロワの「アルジェの女たち」を取り上げています。まず、ゴヤ。「『裸体のマハ』は、神話の女神やニンフたちのように最初から裸…[続きを読む]
日曜日は創作活動についてNOTE(ブログ)に書いていますが、今日は先日の朝日新聞「天声人語」に掲載された記事を取り上げます。記事では芸術家ミロについて書かれていました。内容を省略できないので全文引用い…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅰ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はフェルメールの「絵画芸術」とワトーの「シテール島の巡礼」を取り上げています。まずフェルメール。「油彩画の登場とともにその頂点に達した西欧の写実主…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅰ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はレンブラントの「フローラ」とプーサンの「サビニの女たちの掠奪」を取り上げています。まずレンブラント。「ティツィアーノの影響のもとに描かれたこのレ…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅰ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はデューラーの「メレンコリア・Ⅰ」とベラスケスの「宮廷の侍女たち」を取り上げています。まずデューラーの銅版画から。「この版画は、つねに『メレンコリ…[続きを読む]
週末になりました。今週の振り返りを行ないます。今週は先週と同じ美術館や映画館に行く日があって、鑑賞が充実していたので先週に倣ってPartⅡというタイトルをつけました。新作の陶彫制作としては毎日朝から夕…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅰ」(高階秀爾著 岩波新書)の次の単元はレオナルド・ダ・ヴィンチの「聖アンナと聖母子」とラファエルロの「小椅子の聖母」で、2人ともイタリア・ルネサンスを代表する画家です。まずレオナルド…[続きを読む]
展覧会に行く日は、私は工房で窯入れをしている時と決めていましたが、陶彫作品の乾燥が進んでいないため窯入れは出来ず、今日も昨日と同じく午前中は陶彫制作をしていました。午後になって私一人で東京の目黒区美術…[続きを読む]
先日、東京都美術館で開催されている「ミロ展」に行ってきました。日本では幾度となく展覧会をやっているジュアン・ミロですが、今回の展覧会にはミロの世界を概観するのに充分な作品群が揃っているような感覚を持ち…[続きを読む]
昨日、工房で夕方に窯入れをして、今日は工房での作業を休まざるを得ない状況を作っていました。そんなこともあって今日は家内と東京の美術館を回って美術鑑賞をしてきました。まず上野の東京都美術館で開催されてい…[続きを読む]
「名画を見る眼 Ⅰ」(高階秀爾著 岩波新書)の最初の単元はファン・アイクの「アルノルフィニ夫妻の肖像」とボッティチェルリの「春」です。中高美術科の教科書にも取り上げられている名画を改めて学び直すことで…[続きを読む]
先日、東京丸の内にある三菱一号館美術館で開催されている「ビアズリー展」に行ってきました。19世紀末にイギリスで活躍したオーブリー・ビアズリーは1872年に生まれていますが、幼少期からの結核が進行して、…[続きを読む]
週末になりました。今週の振り返りを行ないます。今週もいつも通り、毎日工房に通って創作活動に精を出していましたが、今週の日曜日と木曜日は工房での作業は出来ませんでした。まず、日曜日は第46回如月会の搬出…[続きを読む]
東京上野の東京国立博物館で開催されている「大覚寺展」に昨日行ってきました。京都の嵯峨野にある大覚寺は空海を宗祖とする真言宗大覚寺派の大本山ですが、私は教職に就いていた時は、修学旅行の引率でこのあたりを…[続きを読む]
昨日、乾燥した陶彫作品3点をヤスリで仕上げ、化粧掛けを施して窯に入れました。窯以外の電気を使わないようにするため、工房内のブレーカーを落としました。制作工程の最終である焼成には毎回こんな扱いをしていま…[続きを読む]