「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「シュルレアリスムの作家像」について気になった箇所をピックアップいたします。ただし、本章は個々の芸術家の言葉を掲載しているため、前後半に分けて書…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「超現実造型論」の後半部分の気を留めた箇所をピックアップしていきます。「サルバドール・ダリの出現とともに、超現実主義の領域にはひとつの未知な新要…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「超現実造型論」は短い論文ながら、密度の濃い内容になっているため、前後半にわけて気を留めた箇所をピックアップしていきます。「近代詩の領域ではアル…[続きを読む]
「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「詩と絵画について」について気を留めた箇所をピックアップいたします。本書で漸く美術に関する記述が出てきて、私としてはホッとしています。美術に関し…[続きを読む]
今日は家内と東京の展覧会に行く予定でいました。工房での作業が気になるところですが、作業を休む口実として窯入れをすることに私は決めています。窯で焼成中は他の電気は使えず、自然光での作業は厳しいものがある…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)を読み終えました。バロック期の西洋美術に疎かった私にとって、画家カラヴァッジョの存在は重要なものでした。カラヴァッジョ作品に導入されて、バロック期の…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第10章 失われた最後の大作 」の「4 《キリストの復活》再現の試み 」の気になった箇所を取り上げます。本単元をもって本書は全て終了となります。…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第10章 失われた最後の大作 」の「3 先行作例と晩年様式 」の気になった箇所を取り上げます。「ヴァチカンの《キリストの埋葬》が、聖体拝受のミサ…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第10章 失われた最後の大作 」の「2 カラヴァッジョのモデル使用 」の気になった箇所を取り上げます。「カラヴァッジョは制作の際、生身の人間をモ…[続きを読む]
先日行った千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館に、フランク・ステラの初期作品である「ブラック・シリーズ」が、部屋全体を使って複数展示されており、私はまとまった作品群が見られて興奮していました。それは「カ…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第10章 失われた最後の大作 」の「1 《生誕》の位置づけ」の気になった箇所を取り上げます。本章が本書最後の章になり、本単元は失われた大作を見据…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第9章 犠牲の血 」の「4 騎士団長礼賛」の気になった箇所を取り上げます。本単元でも前から継続して「洗礼者ヨハネの斬首」を扱っていて、現在オラト…[続きを読む]
今日は日曜日なので創作に纏わることを書きます。私が自宅の中で注目しているのはトイレに貼られた月捲りのカレンダーです。2年前から我が家は、パウル・クレーの画像が全面にあるカレンダーにしていて、トイレに入…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第9章 犠牲の血 」の「2 血の寓意」の気になった箇所を取り上げます。本単元も前単元に引き続き「洗礼者ヨハネの斬首」に関して論考を深めています。…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第9章 犠牲の血 」の「1 マルタ騎士団」の気になった箇所を取り上げます。マルタ騎士団は西洋の中世史によく出てきますが、私はその実態を知らなかっ…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第8章 末期の相貌 」の「2 切られた首の自画像」の気になった箇所を取り上げます。「ボルゲーゼ美術館にあるカラヴァッジョの《ダヴィデとゴリアテ》…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第8章 末期の相貌 」の「1 悔恨の山」の気になった箇所を取り上げます。この単元では殺人を犯した宗教画家カラヴァッジョの作風の変化などが描かれて…[続きを読む]
先日、横浜にあるそごう美術館で開催されている「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」に行ってきました。水木しげるは妖怪キャラクターを駆使したアニメにヒット作品が多く、国民的な漫画家として認知されています。私も…[続きを読む]
先日、東京上野の東京国立博物館平成館で開催している「本阿弥光悦の大宇宙」展を見てきました。光悦は安土桃山時代から江戸時代にかけて創作活動の革新者として評価されていますが、その実態を知りたくて、私は本展…[続きを読む]
現在読んでいる「カラヴァッジョ」の伝記で、彼が作り出した宗教画以上に関心を持っていることが私にはあります。私が画家カラヴァッジョを知ったのは信じ難いエピソードがあったためで、そんな彼が生きた時代背景が…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第7章 二点の《洗礼者ヨハネ》の主題 」の「4 ヨハネ=イサク=キリスト」の気になった箇所を取り上げます。「カピトリーノ作品の少年が、イサクであ…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第7章 二点の《洗礼者ヨハネ》の主題 」の「2 カラヴァッジョにおける『不在効果』」の気になった箇所を取り上げます。「登場する人物をあえて描かず…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)は、今日から「第7章 二点の《洗礼者ヨハネ》の主題 」に入ります。本章最初の単元「1 カピトリーノ作品」の気になった箇所を取り上げます。「カピトリー…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第6章 カラヴァッジョの身振り」の「2 オランスの身振り」の気になった箇所を取り上げます。「動作を伴う身振りを絵画で表現することには大きな制約が…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)は、今日から「第6章 カラヴァッジョの身振り」に入ります。本章最初の単元「1『マタイ論争』と身振り」の気になった箇所を取り上げます。「カラヴァッジョ…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第5章 真贋の森 」の「2 最初期の作品《果物を剝く少年》の問題」の気になった箇所を取り上げます。第5章は本単元で終了です。「《果物を剝く少年》…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)は、今日から「第5章 真贋の森 」に入ります。本章最初の単元「1 カラヴァッジョの複数作品」の気になった箇所を取り上げます。「作品が少ないにもかかわ…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第4章 幻視のリアリズム」から「4 バロック的ヴィジョンへ」の気になった箇所を取り上げます。この単元で第4章は終了です。本単元ではベルニーニが登…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第4章 幻視のリアリズム」から「3 瞑想の空間」の気になった箇所を取り上げます。この単元では複数の絵画が登場します。まず《慈悲の七つの行い》です…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第4章 幻視のリアリズム」から「2 ヴィジョンへの参入」の気になった箇所を取り上げます。この単元では礼拝堂などに収まっている宗教画ではなくく、移…[続きを読む]
「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)は今日から「第4章 幻視のリアリズム」に入ります。まず「1 巡礼者たちのヴィジョン」の気になった箇所を取り上げます。「ローマのナヴォーナ広場にほど近…[続きを読む]