Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 画家
2024.09.16

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅴ 抽象絵画の主流 」は長い論文になるので、NOTE(ブログ)には分割して、留意した文章をピックアップしていきます…[続きを読む]

2024.09.13

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅴ 抽象絵画の主流 」は長い論文になるので、NOTE(ブログ)には分割して、留意した文章をピックアップしていきます…[続きを読む]

2024.09.11

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅴ 抽象絵画の主流 」は本書最後の章で、かなり長い論考があり、切れのいいところで分けて、留意した箇所をピックアップ…[続きを読む]

2024.09.10

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅳ 時間と運動の美学 」の後半部分の留意した箇所をピックアップしていきます。まず登場する芸術家はカルダーです。「カ…[続きを読む]

2024.09.09

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅳ 時間と運動の美学 」は大きなテーマを扱っているため、分割してNOTE(ブログ)に掲載していきます。本単元が音楽…[続きを読む]

2024.08.28

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅲ 現代抽象美学の形成 」の中で具体的な芸術家を取り上げていますが、今回の単元はフランスの画家「ロベール・ドローネ…[続きを読む]

2024.08.20

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅲ 現代抽象美学の形成 」の中で具体的な芸術家を取り上げていますが、今回の単元はチェコの画家「フランク・クプカ」で…[続きを読む]

2024.08.19

先日、東京駅ステーションギャラリーで開催されていた「ジャン=ミッシェル・フォロン展」を見てきました。テーマは「空想旅行案内人」となっていて、山高帽を被ってコートを着た人が、空想の世界を歩いていく絵画が…[続きを読む]

2024.08.16

昨日、若いスタッフを連れて、東京の港区白金台にある東京都庭園美術館で開催されている「YUMEJI展」に行ってきました。YUMEJIとは竹久夢二のことで、副題に「大正浪漫と新しい世界」とあり、私は夢二ワ…[続きを読む]

2024.08.15

このところよく美術館に鑑賞に出かけている私ですが、今日は工房に出入りしている若いスタッフ2人を連れて東京の美術館2ヶ所を回ってきました。工房スタッフのうちの一人は多摩美術大学でグラフィックデザインを学…[続きを読む]

2024.08.12

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅲ 現代抽象美学の形成 」の中で具体的な芸術家を取り上げていますが、今回の単元はドイツ人画家パウル・クレーです。ク…[続きを読む]

2024.08.08

「抽象芸術」(マルセル・ブリヨン著 瀧口修造・大岡信・東野芳明 訳 紀伊國屋書店)の「Ⅲ 現代抽象美学の形成 」の中で具体的な芸術家を取り上げていますが、最初の単元ではオランダの画家ピエト・モンドリア…[続きを読む]

2024.07.22

私の個展にやってきた人たちの中で、私と同じ横浜市立中学校の校長職にあって、書道を続けている人がいます。来年、彼を退職校長会のグループ展「如月会」に誘った私としては、彼の出展作品を確認したいと思い、東京…[続きを読む]

2024.07.12

「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)を読み終えました。瀧口修造と言えば、シュルレアリスムを日本に定着させた美術批評家として、私は初めてその名を知りました。私がまだ学生だった頃で、美術界の…[続きを読む]

2024.07.10

「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第6章「物質のまなざし」の気になった箇所をピックアップしていきます。「瀧口は美術批評を始めた頃、『詩と絵画を同じ領域にする』という願望を抱いた。デカ…[続きを読む]

2024.07.09

「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第5章「ジョアン・ミロの詩情」を読んでいて、瀧口修造自身の言葉に目が留まりました。「ぼくは超現実主義を通して、詩と絵画とが握手するだろうということを…[続きを読む]

2024.07.08

「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第5章「ジョアン・ミロの詩情」の気になった箇所をピックアップしていきます。「『詩の直接な形成力』という表現は、詩と絵画の領域をひとつのこととして考え…[続きを読む]

2024.07.03

「瀧口修造 沈黙する球体」(岩崎美弥子著 水声社)の第4章「卵のエチュード」の気になった箇所をピックアップしていきます。「この作品はシネポエムという映画の形式で書かれていることと、そこに画家ダリが展開…[続きを読む]

2024.06.27

今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「凡庸な絵かきというものは…辻褄を合わせることだけに気を取られていて、辻褄を合わせようとして嘘をつく。洲之内徹」この言葉に著者の鷲田精一氏が…[続きを読む]

2024.06.23

日曜日になりました。今日は創作活動に関わる事柄を書いていきたいと思います。40年も前のことになりますが、私はオーストリアに住んでいて、ウィーン国立美術アカデミーに通っていました。その頃私はハウズナー教…[続きを読む]

2024.06.18

東京での展覧会は先日終って、次は愛知県の刈谷美術館へ巡回する「宇野亜喜良展」ですが、ギャラリーショップで予約した図録が自宅に郵送されてきました。長い創作生活を物語る立派な図録で、宇野亜喜良氏の多様な分…[続きを読む]

2024.06.12

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)を読み終えました。本書に掲載された評論は1930年から1940年の間に発表されたもので、第二次大戦前から大戦に至るまでの、社会的には緊迫した激動期…[続きを読む]

2024.06.11

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「前衛芸術の諸問題」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。本書はこれが終盤になります。「私のもっとも遺憾とするのは、超現実主義批判と…[続きを読む]

2024.06.10

先日、東京都新宿区の初台にある東京オペラシティアートギャラリーで開催している「宇野亜喜良展」に行ってきました。図録が売り切れとなっていて、予約注文をしたので、そのうち図録は郵送されてくると思いますが、…[続きを読む]

2024.05.28

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「物体の自発性」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。本稿は美術文化協会展について書かれたもので、既に80年も経った当時の日本の現代…[続きを読む]

2024.05.21

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の、「影響について」は四つの論文に分かれていて、それぞれの気に留めた箇所をピックアップいたします。四つの論文は写真、ピカソ、エルンスト、ダリで、論…[続きを読む]

2024.05.18

週末になりました。今週を振り返ります。今週も陶彫制作のスケジュールが厳しいため、朝9時から夕方5時か6時まで作業を続けていました。創作活動にも当然緩急はあるものの、工房は制作をすることに専念できる環境…[続きを読む]

2024.05.17

彫刻作品は日用雑貨とは違い、用途がないため純粋に形態だけを眺めていられます。それは人間が何かを形作る考え方を反映しているとも言えます。先史時代、人間は獲物を確保するため万物に祈り、それの具象化を図って…[続きを読む]

2024.05.16

昨日、東京上野にある東京都美術館で開催している「デ・キリコ展」に行ってきました。ジョルジョ・デ・キリコは私には馴染みのあるイタリアの画家ですが、形而上絵画以前の初期段階に描かれた具象絵画の数々を初めて…[続きを読む]