Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 画家
2023.04.13

先日、窯の修理を行い、日曜日の夕方に窯入れをしました。月曜日は焼成の関係で窯以外の電気が使えず、照明がない中で陶彫制作を行っていました。窓を開ければ日が差し込んで、手許は明るくなって作業が可能でしたが…[続きを読む]

2023.03.29

「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅴ部 移住と亡命」の「第二章 ニューヨーク」についてまとめます。ニューヨークに到着したブルトンは、ペギー・グッゲンハイムが…[続きを読む]

2023.03.25

週末になりました。今日は朝から家内と美術館やギャラリーへ鑑賞に出かけました。まず北浦和にある埼玉県立近代美術館。今まで幾度となく訪れた美術館で北浦和公園の中にあります。ここで開催されていたのは彫刻家戸…[続きを読む]

2023.03.15

「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅳ部 革命の警鐘」の「第一章 彷徨から遭遇へ」(前)についてまとめます。「第Ⅳ部」にはシュルレアリスムを推進していく上でさ…[続きを読む]

2023.02.28

今日で2月が終わります。今月は横浜でも珍しく雪が降りましたが、気温は次第に上昇して寒さが緩んできました。2月の最終日である今日は工房から満開になった梅の花を見ることができ、春の訪れを楽しんでいます。今…[続きを読む]

2023.02.22

東京都美術館で開催されている「エゴン・シーレ展」。シーレと言えば自画像や裸婦像に目がいきがちですが、私が個人的に思いをもっているのは風景画です。私は若い頃、ウイーンに滞在していたにも関わらず、レオポル…[続きを読む]

2023.02.21

東京上野の東京都美術館で「エゴン・シーレ展」が開催されているので、先日見てきました。画家エゴン・シーレは私がウィーン滞在から帰った1985年には、今ほど知られた画家ではなかったと記憶していますが、現在…[続きを読む]

2023.02.20

先日、東京駅にある東京ステーションギャラリーで開催している「佐伯祐三展」に行ってきました。画家佐伯祐三の世界について、私は高校時代から慣れ親しんだ画風であって、最初は画集で見ていたのが、機会をとらえて…[続きを読む]

2023.02.18

週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。今週も相変わらず工房に通っていました。陶彫制作で言えば、毎日同じ時間帯に陶土に触れて、いつものように創作活動に精を出していて、同じような日常が流れて…[続きを読む]

2023.02.17

「早熟な天才だったシーレは、『露悪的で非道徳』との批判を受けつつも、多くの作品を残した。だが、第一次世界大戦が始まり、兵役で創作活動が一時困難になる。終戦の直前にスペイン風邪で亡くなった。その時代をた…[続きを読む]

2023.01.25

「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」(アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳 岩波書店)の「溶ける魚」を読み始めました。書籍の前半に掲載されていた「シュルレアリスム宣言」によると、「溶ける魚」はシュルレアリス…[続きを読む]

2023.01.20

昨日、NOTE(ブログ)にジョセフ・コーネルの作品について書きましたが、同じDIC川村記念美術館の常設展示に、ロシア系ユダヤ人でアメリカ国籍のマーク・ロスコの巨大な絵画を展示した「ロスコ・ルーム」があ…[続きを読む]

2023.01.14

週末になりました。1週間の振り返りをしたいと思います。今週もいつものように毎日工房に通って陶彫制作に精を出していました。月曜日は成人の日で、美大生がやってきて課題をやっていました。火曜日も水曜日も朝か…[続きを読む]

2023.01.13

昨日は東京六本木にあるサントリー美術館で開催している「京都・智積院の名宝」展に行ってきました。私が見たい本展の作品は長谷川等伯一門による障壁画でした。長谷川等伯といえば《松林図屏風》が有名で、水墨の濃…[続きを読む]

2023.01.12

今日の午前中は工房に行って陶彫制作に勤しみましたが、午後は画廊や美術館に出かけて鑑賞の時間にあてました。家内を誘って、まず横浜の中心街にある画廊で開催しているグループ展を見てきました。そのグループ展は…[続きを読む]

2023.01.11

「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)を読み終えました。全編を通じて、私が嘗て何らか興味を持ったものばかりで、この書籍を購入しようとした動機が、旧知のものを再度考え直したい欲求に駆られていたためではな…[続きを読む]

2023.01.08

三連休の中日です。日曜日の工房には後輩の木彫家がやってきます。彼が木彫を始めると日曜日の日常が戻ってきた感じがします。鑿を打つ音や電動工具の音が工房に響き渡り、私の陶彫制作と相まって、今日の工房は素材…[続きを読む]

2022.12.15

NHKのBSプレミアム「ザ・プロファイラー」で、フランス印象派の画家クロード・モネをテーマにした番組を放映していました。最近のバラエティや報道番組の中で、知的好奇心を掘り下げる番組が増えてきたことを私…[続きを読む]

2022.12.09

「死と生の遊び」(酒井健著 魁星出版)の2つの単元をまとめます。ひとつは「哀悼と懐疑のフレスコ画」で画家ジョットについての論考です。もうひとつは「背景への誘い」でレオナルド・ダ・ヴィンチについての論考…[続きを読む]

2022.11.22

表現者はその創作活動を通して、表現された作品が鑑賞者にいかに感銘を与えるかで評価が決まります。表現者の人格が云々されるのは後に回されることもあり、そこが芸術家等の表現者が有する特権かもしれません。先日…[続きを読む]

2022.11.21

先日、東京渋谷にある山種美術館で開催中の「竹内栖鳳展」に行って来ました。展覧会の目玉は猫を描いた「班猫」で、展覧会のポスターにもなっていました。「班猫」は背景がなく猫の肢体だけを描いていて、しかも鑑賞…[続きを読む]

2022.11.20

いつもなら土曜日に1週間の制作の振り返りを書くのですが、先週の日曜日から昨日の土曜日までは鑑賞満載の1週間になり、気持ちが満たされて幸福な時間を過ごしました。陶彫制作では、土曜日以外は朝から夕方まで工…[続きを読む]