Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 画家
2024.01.15

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の「第3章 回心の光」の中の「2 天からの声」の気になった箇所を取り上げます。サンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂チェラージ礼拝堂に描いたカラヴァッジョ…[続きを読む]

2024.01.03

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の第2章「1600年前後のローマ画壇とカラヴァッジョ」の中の「4 アンニーバレ・カラッチ 」の気になった箇所を取り上げます。以前のNOTE(ブログ)…[続きを読む]

2023.12.26

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の第2章「1600年前後のローマ画壇とカラヴァッジョ」の中の「3 ロンカッリとダルピーノ 」の気になった箇所を取り上げます。題名になった2人の画家は…[続きを読む]

2023.12.22

20日付の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「胸や、顔面などという中心部に、塗り残されたキャンバス地があらわれている。赤瀬川原平」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています…[続きを読む]

2023.12.13

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の第2章「1600年前後のローマ画壇とカラヴァッジョ」の中の「1 反宗教改革と美術 」の気になった箇所を取り上げます。「16世紀後半のローマ美術は後…[続きを読む]

2023.12.11

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)の第1章「生涯と批評」の中の「1 生涯と神話化」の気になった箇所を取り上げます。「ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョは1571年のおそらく…[続きを読む]

2023.12.08

「カラヴァッジョ」(宮下規久朗著 名古屋大学出版会)を今日から読み始めます。本書の副題は「聖性とヴィジョン」とあって、これが単なる伝記ではないことが分かります。バロック期のイタリアの画家カラヴァッジョ…[続きを読む]

2023.12.03

12月に入って最初の日曜日です。教職に就いていた頃は、師走と言うのは教師が多忙を極めることだと理解していて、実際に年の瀬にかけて仕事が多いのに辟易していた時期でもありました。その年が暮れて、新しい年が…[続きを読む]

2023.12.01

12月になりました。今日は工房で作業をした後、川崎に住む友人の店に出かけました。ヨーロッパでこの季節に食べられているドライフルーツが入った保存用のパン・シュトレンを、私は大量に注文していて、それを受け…[続きを読む]

2023.10.28

週末になりました。今週も相変わらず毎日工房に通って、制作三昧な日々を過ごしていました。窯入れや窯出しもあって、窯を修理してから4回ほど焼成を行いました。乾燥棚にあった焼成待ちの作品も徐々に完成して、い…[続きを読む]

2023.10.26

昨日、窯入れをしたため、今日は工房の電気が使えません。そのため今日は作業を休んで、家内と美術館へ行くことにしました。千葉県の佐倉市にあるDIC川村記念美術館は、現代美術をテーマとする企画展に毎回私の興…[続きを読む]

2023.10.24

昨日のNOTE(ブログ)に「古寺巡礼」(和辻哲郎著 岩波文庫)の「法隆寺金堂壁画弥陀浄土図」についての記事を載せましたが、「法隆寺金堂壁画弥陀浄土図」についての追記をしたいと思います。本作品は昭和24…[続きを読む]

2023.10.12

今日は工房の作業を休んで、東京の六本木まで家内と出かけました。六本木には大きな美術館が2つあります。一つは国立新美術館で、もう一つはサントリー美術館です。国立新美術館で現在「自由美術展」が開催されてい…[続きを読む]

2023.10.10

先日、東京上野にある国立西洋美術館で開催中の「キュビズム展」に行ってきました。20世紀美術史の潮流の中では有名なキュビズムですが、私自身はキュビズムの芸術家の持つ構成要素に興味関心があり、その作品を堪…[続きを読む]

2023.09.08

昨日、東京六本木のサントリー美術館で開催されている「虫めづる日本の人々」展に行ってきました。私の陶彫作品に甲殻類が有する形態を参考に造形したものがあり、虫そのもののカタチは嫌いではありません。寧ろ古来…[続きを読む]

2023.09.07

9月に入って初めて工房での作業を休みました。連日の酷暑で疲労が溜まってきたところだったので、ちょうど良い鑑賞の機会になりました。今日は家内を誘って東京の2ヶ所の美術館を回ってきました。最初に訪れたのは…[続きを読む]

2023.09.04

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第二章 三つの類型」の「3 牧場」について、気を留めた箇所を選びます。「3 牧場」はヨーロッパの気候風土を指し、結構長い論考であるため、3単元に分けていきます。今回…[続きを読む]

2023.07.07

昨日は工房で作業をした後、家内は邦楽の演奏に出かけ、私は東京六本木にある泉屋博古館東京で開催している「木島櫻谷ー山水夢中」展に行ってきました。泉屋博古館東京に私は初めて行きました。展覧会場は大変見やす…[続きを読む]

2023.06.23

東京都美術館で開催中の「マティス展」。展覧会場の最後を彩るのは「ヴァンス・ロゼリオ礼拝堂」の下書きや構想でした。マティスが第二次世界大戦中に疎開した丘の町ヴァンスにその礼拝堂はあり、カトリック・ドミニ…[続きを読む]

2023.06.22

昨日、上野にある東京都美術館で開催されている「マティス展」に行ってきました。平日で予約したにも関わらず入場口に列ができていて、マティスの人気の高さに驚きました。アンリ・マティスは野獣派(フォーヴィズム…[続きを読む]

2023.06.21

このところ陶彫制作が続き、そろそろどこかの美術館に出かけたいと考えていました。今日は朝のうちに工房に出かけ、個展用の梱包作業をやっていましたが、昼まえに家内を誘い、東京上野にある東京都美術館に行きまし…[続きを読む]

2023.05.24

「像をうつす」(金井直著 赤々舎)を今日から読み始めます。本書はどこかの美術館のギャラリーショップで購入しました。頁を捲ると彫刻家ブランクーシの作品写真がたくさん出てきて、これはどういう書籍なのか確か…[続きを読む]

2023.05.23

「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)のほとんどの内容がクリムトの描く女性で占められています。私にとって苦手な女性表現をクリムトは得意としていて羨ましい限りですが、…[続きを読む]

2023.05.19

「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)は書籍の扉から読むことはせず、気になった箇所の頁を開き、部分的に読み込んでいます。私が20代の頃、ウィーンに5年間暮らしていて…[続きを読む]

2023.05.10

今日は工房での作業を休んで、東京の美術館巡りをしました。東京の竹橋にある東京国立近代美術館に、私は学生の頃からよく訪れていました。今回同館の70周年記念展が開催されていて感慨も一入でしたが、その記念展…[続きを読む]

2023.05.05

「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)の「第三章 批評家マルセル・デュシャン」について、実際に数多の芸術家を批評しているデュシャンの文章が残されていました。ここで取…[続きを読む]