Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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note > 展覧会
2024.03.17

週末は創作活動のことについて書いていきます。先日、千葉県の美術館で見た「カール・アンドレ」展で、彼が造形として主張したミニマル・アートの主旨はさておき、私自身が展覧会場で感じたことを踏まえて、彫刻の在…[続きを読む]

2024.03.16

週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。今週は2回の美術鑑賞の機会がありました。まず、月曜日は工房に出入りしている学生が在籍している女子美術大学の卒業制作展に、教え子3人を連れて行ってきま…[続きを読む]

2024.03.15

昨日、千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館で開催されている「カール・アンドレ」展に行ってきました。副題に「彫刻と詩、その間」という言葉がついていて、カール・アンドレが求めた世界観が彫刻の物質だけでは…[続きを読む]

2024.03.14

今日は朝早くから工房に行き、陶彫制作をしていました。陶彫制作では、毎日自分でノルマを課し、ひたすらノルマを達成している感があります。ただし、自分を追い立てて余裕がなくなるのを避けるために、私は時折美術…[続きを読む]

2024.03.11

工房に出入りしている美大生で、女子美術大学で染織を専攻している学生がいます。彼女はまだ2年生ですが、先輩が卒業制作をしている姿を見ていて、その完成作品を見たいと言っていました。今日は工房に出入りしてい…[続きを読む]

2024.03.01

今日から3月です。私は2年前まで教職に就いていたため、今月は1年間の終わりを意味する年度末という意識が今もあります。私が愛用しているバインダー付きの小さな手帳は4月始まりの3月末に終了する週替わりのカ…[続きを読む]

2024.02.29

今年はうるう年にあたり、今月は29日まであります。今月を振り返ると、寒暖の差が激しく身体に応えました。春爛漫と思える気温があったかと思えば、降雪もあって、温度調節のできない工房での作業は辛いものがあり…[続きを読む]

2024.02.28

先日、横浜にあるそごう美術館で開催されている「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」に行ってきました。水木しげるは妖怪キャラクターを駆使したアニメにヒット作品が多く、国民的な漫画家として認知されています。私も…[続きを読む]

2024.02.27

先日、東京上野にある東京国立博物館本館で開催されている「中尊寺金色堂」展に行ってきました。金色堂は平安時代末期に、奥州藤原氏初代の藤原清衡が極楽浄土を表現する目的で建立したもので、今年で900年を迎え…[続きを読む]

2024.02.26

先日、東京上野の東京国立博物館平成館で開催している「本阿弥光悦の大宇宙」展を見てきました。光悦は安土桃山時代から江戸時代にかけて創作活動の革新者として評価されていますが、その実態を知りたくて、私は本展…[続きを読む]

2024.02.25

今日は週末であり、三連休最終日です。いつもなら土曜日にその週の振り返りを行うのですが、昨日は家内と映画館に行ってしまった関係で、先週日曜日から昨日の土曜日までの1週間の振り返りを今日行います。先週日曜…[続きを読む]

2024.02.21

今日は工房での作業を休んで、東京と横浜の3つの展覧会を見て回りました。文学に関心の高い教え子が同行してくれて、展覧会を見た後でレストランやカフェに寄って、彼女のユニークな感想を聞いて、私は楽しい時間を…[続きを読む]

2024.02.18

退職校長会が主催する「如月展」の最終日を迎えました。私を含めて13名が参加した本展は、45年の長きにわたって継続してきたグループ展です。絵画、彫刻、工芸、書道、写真と多彩な表現で発表を繰り返してきた方…[続きを読む]

2024.02.17

週末になりました。今週の振り返りを行います。今週は日曜日に横浜山手にあるギャラリーと横須賀美術館へ学生たちを連れて回ってきました。横須賀美術館では教え子が参加している「HIRAKU」というグループ展と…[続きを読む]

2024.02.13

先日、私の教え子から招待券をいただいて、工房に出入りしている学生たちと横須賀美術館に行ってきました。目的は教え子が出品していたグループ展でしたが、同時開催で「日本の巨大ロボット群像」展をやっていて、な…[続きを読む]

2024.02.11

今日は三連休の中日で、建国記念の日になります。昨日、窯入れをしたので今朝は工房に行って温度確認をしてきました。それから工房に出入りしている学生たちを3人連れて、横浜山手にあるギャラリーと横須賀美術館に…[続きを読む]

2024.01.31

今日で2024年最初の1ヶ月である1月が終わります。今月を振り返る前に、つい先日、声楽家であった叔父が亡くなり、今日がお通夜でした。享年88歳。親戚の中では唯一芸術表現をやっていた人で、つまり私の最大…[続きを読む]

2024.01.17

横浜市立中学校の校長を退職すると、清交会という組織に加盟することになります。その清交会はさまざまな活動を行っておりますが、私は連絡網で訃報を回すだけで、何の活動にも参加してきませんでした。校長として同…[続きを読む]

2024.01.14

工房に出入りしている美大生の中で、多摩美術大学でグラフィックデザインを専攻している子がいます。その子からラインが来て、卒業制作展に誘われました。今日は朝早く工房に行って窯内の温度を確認してから、工房に…[続きを読む]

2024.01.13

週末になりました。今週のことを振り返ってみたいと思います。寒さが一段と厳しくなり、内壁のない工房での過ごし方を考えるようになりました。夏もそうでしたが、この冬も工房で一日中制作するのは気温を考えると無…[続きを読む]

2024.01.12

先日、東京駅にあるステーションギャラリーで開催している「みちのく いとしい仏たち」展を見てきました。仏像鑑賞と言えば、私は運慶や快慶が大好きで、慶派の仏像展にはよく出かけます。今回の展覧会は慶派とは真…[続きを読む]

2024.01.11

「展示されているのは、青森県、岩手県、秋田県に伝わる約130点。江戸時代、日本各地の寺院の本堂などには、江戸や上方でつくられた端正な仏像が鎮座するようになった一方、地方の村々のお堂などでは、こうした素…[続きを読む]

2023.12.30

週末になりました。いつもなら週末に今週の制作状況を書いていますが、今日は晦日であり、今週とともに12月をも振り返ってみたいと思います。例年、大晦日は年間のNOTE(ブログ)の振り返りを掲載しているので…[続きを読む]

2023.12.21

昨日、鎌倉にある神奈川県立近代美術館鎌倉別館で開催中の「イメージと記号」展に行ってきました。学芸員によるテーマに従って、収蔵作品を集めた企画なので、本展では大掛かりな宣伝をすることもなく、図録も用意し…[続きを読む]

2023.12.20

今日は工房での作業を休んで、鎌倉へ出かけました。同行してくれたのは文学に興味がある教え子で、幾度となく一緒に美術館に出かけています。彼女の視点が面白いと私は感じていて、実際、文学の学生コンクールでの受…[続きを読む]

2023.12.04

「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)の第八章「戦後東京の生活」の気になった箇所を取り上げます。「年が明けた昭和23年(1948)1月9日、敬子の弟・川名嵩久が土田村を訪れた。医師である嵩久は、2月…[続きを読む]

2023.11.30

今日は11月最終日です。11月を振り返ると気温の変動が著しく、20度を超える日があったかと思えば、気温一桁の真冬のような日もありました。工房は内壁がないので、工房内温度は外と変わらず、陶彫の作業には厳…[続きを読む]

2023.11.27

昨日の26日付の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「”明るく”あきらめるのがいいね。柚木沙弥郎」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せています。「歳をとると、いろんなことができ…[続きを読む]

2023.11.24

「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)の第五章「再びパラオへ」の気になった箇所を取り上げます。「パラオに戻って来て約1ヵ月、久功もパラオ・コロールの生活にも慣れてきた。しかし、久功にとって、コロール…[続きを読む]

2023.11.15

既に終わってしまった展覧会の後追いのような記事になりますが、どうしても気になる芸術家がいるため、今日から「土方久功正伝」(清水久夫著 東宣出版)を読むことにしました。展覧会は「土方久功と柚木沙弥郎」展…[続きを読む]