Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 作品梱包と印象的な展覧会
週末になりました。今週を振り返ってみたいと思います。今週は目の前に迫ったギャラリーせいほうでの個展に向けた準備期間となっていました。陶彫作品はその保護のために毎年木箱を用意しています。その木箱も私は自分で作ります。木箱は陶彫立方体が8点ずつ収まる大きさにすることで、大人2人が運搬の際に運べる重量と耐久性を考えています。今回は作品が多く、木箱を20箱以上も作るため板材や補強のための垂木材も予め多めに用意してきました。これは創作活動とは違い、単純な作業ですが、運搬や保管に関して重要な作業になるので、ほぼ毎日をこの作業に費やしています。私の陶彫作品はどれも和紙に印を押して裏側に貼っています。これはサインの代わりになるもので、今回の作品も6月1日以降の作品に貼っています。5月までの作品は昨年展示発表をしているので、既に裏側に印が貼ってあるのです。今週は陶彫作品の梱包と併行して、RECORDの額装もやっていました。これも昨年は5ヵ月分を額装しているので、それに倣って残り7ヶ月分の額装を進めています。今週はさらに多忙な合間を見つけて、ドイツ人芸術家アンゼルム・キーファーの展覧会にも足を運びました。美術鑑賞をした翌日から、木箱作りのような単純な作業でも意欲を持って楽しくなるのが自分でも不思議です。ドイツには若い頃、オーストリアに住居を移す前に数カ月間滞在したことがあるので思い入れがあります。現代ドイツを代表する芸術家にはキーファーの他にゲルハルト・リヒターがいて、リヒターもナチスが行ったホロコーストを制作動機に据えていて、ドイツ人芸術家にとっては壮絶な過去から逃れられない宿命があるのだろうと思います。このところ工房にいると汗が滴ってきて、シャツを何枚か替えています。昨夏を思い出すような気候ですが、今年は早い時期から酷暑に見舞われています。自宅に帰るとエアコンがあってホッとします。今年も暑い夏がやってくるのかと思うと憂鬱になります。