Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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2024.04.10

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「イマージュの反抗」について気を留めた箇所をピックアップいたします。本単元には「シュルレアリストの文章」という副題がありました。「シュルレアリス…[続きを読む]

2024.04.07

日曜日になり、創作活動についてNOTE(ブログ)を書いていきます。現在私が作っている陶彫作品は365点で構成する集合彫刻ですが、従来の私が作ってきた集合彫刻とは違ったコンセプトがあります。従来の集合彫…[続きを読む]

2024.04.04

「シュルレアリスムのために」(瀧口修造著 せりか書房)の「ダダと超現実主義」について後半部分の気になった箇所をピックアップいたします。「ダダはあらゆる形式を廃止しようとして、ほとんどそこに犠牲のなにも…[続きを読む]

2024.03.03

週末のNOTE(ブログ)には創作活動のことを書いています。現在作っている陶彫立方体は今年7月の個展で最終発表形態になり、2年間続いた連作が終わります。それを意識し始めてから、次の新作のことが頭から離れ…[続きを読む]

2024.01.07

2024年になって1週間が過ぎ、今年のRECORDを始めていますが、私の頭に去来するのはRECORDのテーマです。以前はその年の基盤となる制作方針を決め、その下に月毎のテーマを決めていました。しっかり…[続きを読む]

2024.01.04

今日の朝日新聞「折々のことば」より、記事内容を取り上げます。「自分が頭で考えたようなものではなく、自分でも予測がつかないようなもののほうがいいんです。宮崎駿」この言葉に著者の鷲田精一氏がコメントを寄せ…[続きを読む]

2023.12.24

昨日のNOTE(ブログ)に生成AIについて書きましたが、新しい世界を創出することができるのは人間だけという定説を、私は今も信じたいと思っています。最近のAIの進化は驚くべきものがあって、数多くの情報を…[続きを読む]

2023.12.21

昨日、鎌倉にある神奈川県立近代美術館鎌倉別館で開催中の「イメージと記号」展に行ってきました。学芸員によるテーマに従って、収蔵作品を集めた企画なので、本展では大掛かりな宣伝をすることもなく、図録も用意し…[続きを読む]

2023.12.20

今日は工房での作業を休んで、鎌倉へ出かけました。同行してくれたのは文学に興味がある教え子で、幾度となく一緒に美術館に出かけています。彼女の視点が面白いと私は感じていて、実際、文学の学生コンクールでの受…[続きを読む]

2023.11.11

週末になりました。今週も相変わらず陶彫制作に精いっぱい取り組んでいましたが、今週は何と言っても月曜日に映画「ゴジラ-1.0」を観に行き、水曜日に東京の美術館に「棟方志功展」に行ったことが印象的でした。…[続きを読む]

2023.10.29

この週末は今月最後の週末になります。週末には創作活動に関することを書いているので、今回は普段から造形的なイメージを貯蓄している表現手段について述べます。現在私が日中のほとんどの時間を費やして作っている…[続きを読む]

2023.10.15

今日は日曜日ですが、平日と同じく工房に籠って制作三昧をやっています。彫刻は私のライフワークになっていて、10代の終わり頃からずっと関わりを持っています。彫刻は今でこそ空間を基盤にした造形という私の認識…[続きを読む]

2023.09.01

今日から9月ですが、酷暑は相変わらずで、空調設備のない工房での制作は苦行のようです。それでも最近は暑さの質が変わってきたように思います。湿度が減ったのでしょうか。こんな多少乾いた高温の中にいると、20…[続きを読む]

2023.08.17

今は亡き彫刻家若林奮について、先日の武蔵野美術大学美術館での展覧会を踏まえて、再度考察しようと思います。そこには私にとってどうしても避けて通れない造形理論があって、それは彫刻という特異なものが存在する…[続きを読む]

2023.07.13

「風土」(和辻哲郎著 岩波書店)の「第一章 風土の基礎理論」の「2 人間存在の風土的規定」について、気を留めた箇所を選びます。「人は死に、人の間は変わる、しかし絶えず死に変わりつつ、人は生き人の間は続…[続きを読む]

2023.07.09

日曜日は後輩の彫刻家が工房に来て制作をしているのが定番になっています。私も来年に向けた新作に取り組んでいました。新作と言っても今までの作品の継続です。制作工程では慣れもあって、緩慢になりがちなところを…[続きを読む]

2023.06.18

日曜日には後輩の彫刻家が工房にやってきて、自らの制作に取り組んでいます。彼は木彫、私は陶彫をやっていて、お互い集中しながら同じ時間帯を過ごしています。私は今日は梱包作業は休んで、新作の陶彫立方体を作っ…[続きを読む]

2023.06.15

「仮面の解釈学」(坂部恵著 東京大学出版会)の「Ⅰ〈おもて〉の解釈学試論」のうちの「2〈かげ〉についての素描」について気に留めた箇所を取り上げます。「洞窟の比喩というおそらく西欧の想像力あるいは文学の…[続きを読む]

2023.06.08

「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「むすびにかえて」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。この章で本書は最終章になります。「各章で繰り返し彫刻と写真を語ることで、何が見えてきただろうか。…[続きを読む]

2023.05.28

陶彫立方体、これに「発掘~記録~」というタイトルをつけました。平面作品を「RECORD」としているのと関連付けて、日々記録することに拘ってこのようなタイトルをつけました。「発掘~記録~」は今回は151…[続きを読む]

2023.05.26

「像をうつす」(金井直著 赤々舎)の「2 印象主義彫刻と写真」について、気に留めた箇所をピックアップいたします。本章は彫刻家ロダンとロッソについて、彼らの写真との関わりを含めて論じられたものです。「ロ…[続きを読む]

2023.05.18

今年の中規模作品のイメージは坪庭です。もともと「発掘シリーズ」のイメージの発端は、エーゲ海に広がる西洋文明の発祥となった都市空間でしたが、今回は極めて小さな空間を対象にしました。坪庭は亡父が造園業をや…[続きを読む]

2023.05.06

週末になりました。ゴールデンウィークも半ばを過ぎて、そろそろUターンラッシュが始まっている頃ですが、ゴールデンウイークも平日も関係ない私には、特別な感じはしていません。今週も毎日朝から夕方まで熱心に陶…[続きを読む]

2023.05.01

今日から5月になりました。ゴールデンウィークが始まっています。今年はコロナ渦の規制が緩んだために、どこの観光地も大変な賑わいを見せています。私がまだ教職にあった頃は、ゴールデンウイークを利用して旅行を…[続きを読む]

2023.04.21

現在読んでいる「マルセル・デュシャン全著作」(ミシェル・サヌイエ編 北山研二訳 未知谷)と並行して「グスタフ・クリムトの世界」(海野弘 解説・監修 パイインターナショナル)を読み始めました。本書の副題…[続きを読む]

2023.04.17

7月の個展に出す新作は、同じサイズの陶彫による立方体を積み上げたり、点在させて展示する集合彫刻です。立方体にはそれぞれ日付を刻んであります。つまり1年間365点で完結する作品です。立方体にはひとつずつ…[続きを読む]

2023.04.15

週末になりました。今週の創作活動の状況を記したいと思います。先週金曜日に業者を呼んで陶芸窯の修理を行いました。早速日曜日の夕方に1回目の窯入れを行い、水曜日に窯出し、その日に2回目の窯入れを行い、今日…[続きを読む]

2023.04.09

日曜日になり、工房には若い世代の人たちが来ていました。私は先日修理の終わった窯に作品を入れ、作業が終わった夕方から窯を焚くことにしました。果たして焼成はうまくいくでしょうか。このところ恒例になった7月…[続きを読む]

2023.04.04

「アンドレ・ブルトン伝」(アンリ・べアール著 塚原史・谷正親訳 思潮社)の「第Ⅵ部 沸き立つモラル」の「第二章 互いの中の互い」についてまとめます。「歴史とともに歩み、歴史に判断を下すためにじゅうぶん…[続きを読む]

2023.03.27

先日、埼玉県立近代美術館で開催している「戸谷成雄 彫刻」展に行ってきました。本展では、従来の彫刻的概念を十分に感じさせる圧倒的な素材に接して、私の心は和みました。現代アートはその考え方や視覚表現の多様…[続きを読む]