Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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明確な目的が見えた5月に…
今日から5月になりました。ゴールデンウィークが始まっています。今年はコロナ渦の規制が緩んだために、どこの観光地も大変な賑わいを見せています。私がまだ教職にあった頃は、ゴールデンウイークを利用して旅行をしたり、創作活動に精一杯打ち込んで満足を得ていましたが、今となっては通常のウィークディも変わらず、毎日陶彫制作に明け暮れています。新作が愈々佳境を迎えていて、先月もかなり気合を入れて取り組んでいましたが、今月はさらに明確な目的が見えています。新作のゴールが来月の4日(日曜日)になりました。この日に図録用の写真撮影をすることになり、これが今夏、東京銀座の個展に展示する作品になるのです。彫刻作品を人に見せるために、私は必ず図録を用意します。彫刻は展示に時間がかかるし、容易に持ち運びができないために、作品紹介は図録にしているのです。その撮影日がつまり作品の完成日となるわけです。ということで、今月は完成に向けて創作活動に拍車をかける1ヶ月になります。日付のある陶彫立方体は1月から5月末までで合計151点、坪庭をイメージした中規模作品、平面によるRECORDは月ごとに額装して壁に掛ける予定です。RECORDも因みに151点あるのです。それが今月完成させる予定の全てです。ただし、作品のコンセプトは継続していきますので、日付のある陶彫立方体とRECORDは来年の個展で1年間の終結を迎えます。2年がかりで行う表現なのです。今月は鑑賞や読書も充実させていきたいと思っています。休みを設けることなく制作に取り込んでいると、気持ちがおかしくなりますので、鑑賞によって気分転換を図りたいと思っています。今月はあっという間に過ぎてしまうのではないかと思っていますが、体調に留意して頑張っていきます。