Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 教育&美術鑑賞の1週間
週末になりました。今週も相変わらず毎日工房に通って、制作三昧な日々を過ごしていました。窯入れや窯出しもあって、窯を修理してから4回ほど焼成を行いました。乾燥棚にあった焼成待ちの作品も徐々に完成して、いい具合になっています。今週の火曜日には地元にある市立中学校に出かけ、学校運営協議会に顔を出してきました。私は教職を退いてから同協議会に誘われ、自分が教育に関わったことを僅かに残している証になっています。校長職にいた頃に比べると、責任がないことがこんなにも気楽になっていることに、私は立場の違いを実感いたします。軽く意見が言い合えるのがその証拠です。横浜市では以前ハマ弁と呼んでいたものが近いうちに中学校給食となります。同協議会ではその試食もありましたが、以前に比べれば味が格段に良くなっていました。木曜日には家内と千葉にあるDIC川村記念美術館に出かけて、ドイツのバウハウスで教壇に立っていた画家アルバースの展覧会を見てきました。現在行われているデザイン教育の基礎を作った人で、その基礎学習が世界的に浸透していることは、凄いことだなぁと思っていました。単純な美術鑑賞とは違った意味の鑑賞になって、美大でデザインを専攻した家内にとっては、自らの過去を振り返る機会になったようです。1週間のうちに1回でも鑑賞の機会が持てるのは実践と鑑賞がうまく噛み合って、私自身の精神状態が良くなると思いました。なかなか理想通りにはいかないのですが、今週は充実していた1週間だったと思っています。