Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 GWというけれど…
昨日からゴールデンウィークが始まり、高速道路や駅、空港等の混雑ぶりがテレビ報道で伝えられています。好天に恵まれ、気温も上昇すれば、どこかへ出かけたくなる気持ちになるのは、心情としてよく分かります。私も教職に就いていた頃は、ゴールデンウィークが待ち遠しかった思い出が甦ります。私の場合ゴールデンウィークは、時間をかけて創作活動ができたからでした。教職員は暦通りの休みしか取れないため、飛び石連休になることはありましたが、通常の週末とは違い、連続して作品が作れる幸せがありました。ゴールデンウィークのための制作目標も考えました。彫刻を作り始めると、一日が短く感じられて、ゴールデンウィークもあっという間に過ぎ去り、なかなか目標通りにいかなかった自分に焦りも覚えました。栃木県益子町や茨城県笠間市に住む陶芸家の友達に会いに行ったこともありました。益子町の陶器市や笠間市の陶炎祭に自作の陶器を展示していた友達と、久しぶりに積もる話をして楽しく過ごしたことを思い出しますが、今でも時間が取れれば、それも可能です。今年の私は7月個展に向けて、陶彫立方体の制作に追われていて余裕が持てないのです。ゴールデンウィークというけれど、今の私にとって特別なことはありません。仕事を退職すると、ゴールデンウィークの有難味は薄れます。日常の工房通いが続いているだけです。朝9時に工房に入り、夕方は4時か5時まで工房に留まっています。作業の合間に休憩を取ると、身体が動かなくなるのは加齢の証かなぁとも思いますが、気分は上々です。最近は額に汗が流れるようになりました。水分もこまめに取っていますが、もう夏の態勢になっているのが、例年より早いと感じています。