Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 土練り&彫り込み加飾
やっと週末になりました。今週はウィークディの仕事の休憩時間を使って、論理学の書籍を読み続け、NOTE(ブログ)に読んだ箇所の引用文章を毎晩掲載していました。よく読み込むと難解と思われるところも意外に内容を把握できるかなぁと思いましたが、ドイツ語翻訳独特な言い回しや使われている語彙が難解で、かなり辟易していました。つまり論理学とはこういうものだということを様々な角度から論じているので、場合によっては短絡的であったり、誤解が生じる場面を細かく指摘してあって、それをひとつずつ注意を払って論じていることが分かりました。ともかくこの書籍は私が現職でいるうちに、職場にある私の部屋の閉ざされた空間で、気合を入れて読み込んでいかないと途中放棄もありうると思っています。来月末までに何とか読破したいと願っています。今日は朝から工房に篭って制作三昧を決めました。土曜日はウィークディの仕事疲れがあって、身体が緩慢になり、陶土に触れていてもちょくちょく休息を取ります。こういう日は単純な力仕事がいいのではないかと思っていて、土曜日は土練りやタタラの準備、午後は陶彫成形が出来上がっている作品に彫り込み加飾を施していました。陶彫制作で創作的傾向が強いのは成形です。それは日曜日に行うのが定番になっていて、今日はその準備を行っているのです。明日になれば、もう少し身体が動くようになるので、カタチを作り出す成形は明日が相応しいと決めています。彫り込み加飾は身体の負担はそれほどでもないのですが、工芸的な作業なので粘り強く取り組まなければならず、疲労を感じている身体には少々つらい作業でもあります。それでも立体を考えるものではないし、近視眼的な捉えが出来れば何とかなるので、今日は半日かけて彫り込み加飾をやりました。今日は暖かい一日で、午後からストーブを消しました。工房の窓から見える梅が満開を迎えています。梅の花は長く保っているので、嬉しさを感じます。春が確実にやってきていると実感しています。明日も頑張ります。