Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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4月に思うこと
今日は4月1日で、新年度へ変わる日です。私は教職にいた時の習慣で、4月1日になると特別な思いが去来します。教職にいた時は転勤が決まり、私は新しい学校へ赴任したことを今も思い出します。大手新聞社が昨日の新聞で、神奈川県内の教員の人事異動を掲載していました。他の都道府県では早い時期に人事異動を知らせていることがネットにありましたが、神奈川県は従来から3月最終日に人事異動情報が新聞に挟んでありました。気持ちが左右されるのはそんな習慣に、私が今も囚われているせいかもしれず、逆に言えば、ここで私自身生まれ変わったつもりで頑張っていくとすれば、新年度は有効な時間の使い方が出来るかもしれません。実際に私の一区切りは7月個展です。個展に向けて精魂傾けていくのが4月の創作活動の在り方だろうと思います。まずは陶彫制作を精一杯やっていくつもりです。勿論見たい展覧会もあるのですが、陶彫制作の具合で決めていく予定です。一日1点ずつ作り続けているRECORDも夜の時間帯を有効に使いたいと考えています。読書も続けます。次に読む書籍は、最近横浜駅でワゴンセールをやっていた古本の中から購入した美術の専門書に挑戦しようと思っています。専門書と言っても私にとっては手の内に入るようなものなので、気楽に考えています。先日、東京では桜の開花宣言がありましたが、横浜の開花宣言は今日でした。工房周囲の桜はちらほら咲き始めているので、暫くは花を楽しめるかなぁと思っています。美大生がデッサンのために花を摘んできていました。私も美大生の傍らで夢中で陶土を練っていました。久しぶりに工房の窓を開け放し、快適な温度の中で作業を行いました。