Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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何もしない時間
何もしない時間というものが最近はありません。学生時代はどちらかというと不精で怠惰な毎日を送っていたので、自宅で寝転がりながら、ぼんやり空を見ていることがよくありました。雲が流れていく情景をずっと見ていたりしました。大学で朝から夕方まで塑造と格闘していたにも関わらず、やはり学生の身分というのは暇が有り余っていたのです。今は公務員として決まった勤務体系があるばかりか、余暇はすべて創作活動に使っているため、休みなく動いている毎日です。あまりにも極端な生活の変化に、昔を思い出すと我ながら驚いてしまいます。今は当時予想もしなかった勤勉なアーテイストになっています。アートも節度ある日常から生まれるといった感じがします。またいづれ不精で怠惰な毎日がやってくるのでしょうか。それとも勤勉のまま終わる日が来るのでしょうか。どんな未来が待っているのか少々楽しみです。Yutaka Aihara.com