Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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非日常空間で寒さと闘う
今週は仕事帰りに工房に出かけています。月曜日から今日までの5日間、毎晩制作に勤しみました。工房には寒さ対策をして行きますが、深々と冷えむ空間は、ストーブひとつで暖めるのは到底無理な状況です。それでも工房に置かれた作品の数々に勇気をもらっています。これは自作の他に若いスタッフの作品もあるためで、彼らが個々の創作活動に真摯に向かう姿勢が見えるのです。この非日常的な空間の有難さは何度もNOTE(ブログ)に書いてきました。寝食をする自宅ではなかなか出来ない作業を、工房においては雰囲気からして作業をやり易くしています。工房に行ってしまえば、気分があっという間に制作モードに切り替わります。ただ、今の季節は寒さとの闘いになって、悴む手をストーブで温めながら粘り強くやっていくしかありません。1時間以上作業していると、身体に寒さを引きこむ可能性もあり、とりあえず1時間で様子を見るようにしています。工房から帰ると自宅は気分が緩むほど暖かく感じます。これがあるからこそ工房の寒さと闘えるのではないかと思います。