Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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工房の倉庫部分のロフトが完成
相原工房は亡父が残してくれた植木畑に建っています。農業用倉庫として建てたので、内壁も天井もありません。見上げると屋根材を置いた板だけなので、野鳥が屋根を歩いているとコンコンと音が聞こえます。雨や風の音もします。気が利いているのは水洗トイレと水場と大き目の窯があることです。作業机はいくつかあって、若いアーティストたちがやってきてそれぞれの課題を広げています。植木畑のおかげで周囲は豊かな自然に溢れ、大都市横浜にいることを忘れさせてくれます。私はこの歳になって自分の工房を持てたことに幸運を感じていて、この空間で若いアーティストたちを支えていこうと考えています。そんな工房ですが、床面積の半分は作品の収納庫にしていて、所狭しと作品を梱包した木箱が積んであります。既に保管作品が収納庫の許容範囲を超えてしまいました。作品は作業場の方にも置いてありますが、作業場が狭くなるのを憂慮して、収納部分の上の空間を利用できないものか思案していました。そこでロフトを作る計画を思い立ち、近隣に住む鉄工業者に相談しました。業者に見積もりを出してもらったところ、今まで貯蓄してあった費用で何とかなりそうなので、思い切ってロフト増築をお願いしました。先日やっと完成して、実際にロフトに上がってみました。鉄骨で補強され、かなり頑丈に作ってあり、これなら木彫作品をロフトに上げられるかなぁと思いました。作品の移動はまだ先になりそうですが、ともかく収納のための懐が深くなったことを喜びたいと思います。