2019.06.16
今日は朝から工房に篭りました。10代の若いスタッフがやってきて、自分の課題に向き合っていました。彼女は工房に出入りするスタッフでは一番若く、将来に対してあらゆる可能性を秘めています。工房のスタッフも若返りをして、私としては楽しい限りです。今日からいよいよ梱包用の木箱作りを始めました。元梱包業者に教わった通りに頑丈な木箱を作ってみましたが、制作方法に慣れていないせいか、苦心する箇所もありました。今まで作ってきた木箱より手間がかかるのは分かっていましたが、結構大変な思いをして、初めの1個を作りました。これを20個以上作るとなると、どのくらい時間がかかるのだろうと思いを巡らせてしまいました。創作活動とは違い、制作手順に慣れればペースは早くなるのではないかと思います。先日、木材店から補強用の木材を大量に購入してきたので、木材はたっぷりありましたが、板材が無くなってしまいました。夕方になってスタッフを車で送った後、板材を購入しに日用大工センターに向いました。先日から付き合いが始まった木材店は、日曜日が定休なので仕方なく今まで利用してきた店舗に出向いたのでした。梱包にこんなに時間をかける彫刻家はいるのだろうか、車を走らせながらそんな考えが私の頭を過ぎりました。身体が動くうちは、自分一人で梱包もやっていこうとすぐに考えを改めました。私は図録用の撮影や個展の搬入・搬出以外は人を頼まず、何とか一人でやってきています。大きな彫刻作品は人の協力なしには展示すら出来ませんが、創作活動や梱包作業は自分だけでやっていこうと決めているのです。梱包作業は退屈な仕事のため1時間くらいは新しい陶彫制作に関わっていきたいと思っていて、今日も夕方の1時間は陶土に触れていました。新作に関わるだけでホッとしている自分がいます。