2019.06.20
このところ仕事から帰ってくると、1時間程度工房に足を運んでいます。創作活動ではなく梱包用木箱を作っているのです。木箱の板材に補強用の木材を木工ボンドや電動タッカーで貼り付けています。頑丈な木箱にするための手段ですが、意外に時間がかかっていて、そのために毎晩工房に通っているのです。創作活動とは違い、造形に関わる内面を見つめることはありませんが、単純作業でも骨が折れるなぁと思っています。そうは言っても私は大工仕事が嫌いではありません。祖父が宮大工だったことが影響しているのか、木工は苦もなくやっています。絵を描くより寧ろ木工の方がいいなぁと思っているくらいです。梱包用木箱から話題は離れますが、前に古材を使ってデザイン性に富んだ家具を作っている夢を見たことがあります。線路の枕木のような腐りかけた木材の再生として、魔訶不思議な形をしたテーブルと椅子を私は作っていました。夢から醒めた後、暫しぼんやりと考え込んでしまいました。実は自分はそういうことをやりたかったのではないかと思い込んでしまいました。前にキリストの磔刑像を木彫している夢を見たこともありました。木材と面と向かっていると、不思議な感覚に取り込まれることも自分にはよくあります。これは毎晩工房に通って板材の補強をしているせいかもしれません。