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映画「キングダム 大将軍の帰還」雑感
映画には先日観に行った「アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家」のような一般的ではないものの、創作意欲を掻き立てるものがある一方で、一般的で娯楽性のある抜群に楽しい映画もあります。今日は家内と横浜市鴨居にあるエンターティメント系の映画館に「キングダム 大将軍の帰還」を観てきました。漫画「キングダム」は私の愛読書で、中国春秋時代の歴史変遷を創作を交えて描いている大作です。漫画は新刊が出る度に私は楽しみに読んでいますが、実写版の映画もその再現度が高く、また漫画では描けない戦闘の粉塵舞い上がるスケールが体感できて、観ているだけで元気をもらえます。映画は本作でシリーズ4作目になり、新作ごとに迫力を増していますが、日本映画がハリウッド映画のような大掛かりなアクションで表現できるようになったことが、この「キングダム」を実写化しようとした要因だろうと思います。漫画で言えば、天下の大将軍王騎を中心にした物語は、まだ全体の序章に過ぎませんが、一応ここでシリーズの集大成としているので、この先このシリーズが作られるのかどうかは分かりません。私としてはこれからさらに魅力的な将軍たちが登場していくので、ぜひ続編を作って欲しいと願っています。娯楽性のある映画は非日常の世界を描いているので、それによって私たち観客は暫し日常を忘れ、疲労が癒せるのではないかと思っています。それは私が作っている陶彫作品にも通じていて、ギャラリー内に非日常を創出させることによって、癒しと同時に生きる意欲を齎せるのだろうと考えています。映画「キングダム 大将軍の帰還」はレイトショーで観ましたが、そこにも多くの観客がいました。制作費も半端ないと察するので、これは多くの人に来てもらわなければ、収益が出ないのかもしれません。日本映画を盛り上げるために、こうしたスケールの大きい映画が作られることに私は賛同しています。