Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 「群塔」塗りワザのチーム
今日は日頃から工房で創作活動を展開する若いスタッフ3人がやってきました。加えて家内と私の計5人で「発掘~群塔~」の下塗りとドリッピングを行いました。全員が美術系の大学出身で、普段から絵の具の扱いには慣れている面々です。言わば塗りワザを持った子たちで、今回はそれが証明された結果になりました。油絵の具の数色をバケツで混ぜて、溶剤で塗り易くしてから刷毛で7点の屏風を塗っていきました。彼女たちのその手際のよさと早さはこちらが驚くほどで、7点の画面は見る見る塗られていきました。薄く塗られた箇所を再度塗る拘りもあって、昼ごろには下塗りが終了していました。この塗りワザのチームが力量を発揮したのは、寧ろ午後のドリッピングで、単一に塗られた画面にさまざまな色彩を振りまいて斑点をつけていく作業です。これは所謂職人には不可能な作業ではないかと思っていました。「自由にやっていいよ」と自分は指示を出しましたが、彼女たちの絵画やデザインで培ったバランスが働いて、美しいドリッピングが完成していきました。全体を見通して適度に絵の具を散らせる感覚が一人ひとりにあって滅茶苦茶な状態にはならないのでした。それだけでも充分に作品になりうるような斑点が重なり、作業している子たちも楽しんでいました。今日の作業は計画より早く終わり、そのお礼として彼女たちを工房から車で15分のところにある横浜動物園「ズーラシア」へ連れていきました。自分も家内も久しぶりの「ズーラシア」でしたが、スタッフの中には初めて訪れる子もいて、楽しく充実した一日を過ごせたのではないかと思っています。陶彫部品と色彩の調整は明日の晩から始めようと考えています。