Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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体内時計の変化
周囲の高齢な方々を見ていると不眠症に悩んでいる人が結構います。60歳定年を過ぎても自分は再任用管理職として現役で仕事をしているため、定年前とまるで変わらない生活を送っています。まして30年も続いている彫刻家との二足の草鞋生活は、自分の年齢を忘れさせてくれる要素にもなっていて、創作活動に急き立てられる生活が日常化しています。そのため自分は不眠症に悩まされることが今までありません。寧ろ今はその逆で、夜になると眠くて仕方ないことが多いのです。誰にでも体内時計があって、睡眠時間と活動時間を自身が感知していると理解しています。体内時計は昼間浴びる太陽光線が影響しているとも言われています。10代終わりから20代初めの頃の自分は深夜に起きていることが多く、昼夜逆転の生活もありました。受験勉強しているとも言えない自分だけの時間で、正直なところは情緒不安を紛らわせるために創作の小宇宙に触れていたとも言えます。彫刻の専攻が始まると、夜は疲れて眠ることが多くなり、やがて社会人になって体内時計は標準に戻りました。それでも仕事から帰った夜の時間帯は、自分自身を取り戻せる貴重な時間でした。今も毎晩RECORDを描き、NOTE(ブログ)をやっているのはそのためです。最近はその貴重な時間さえ起きているのが辛くなり、睡魔と戦いながらRECORDやNOTE(ブログ)をやっている有り様です。明らかに体内時計が変化したと思っています。その代わり朝は目覚まし時計が鳴る前に起きてしまうことが多く、これは加齢によるものかなぁと根拠のないことを考えたりしています。若い頃は出来なかった早寝・早起き・朝ご飯を60代で漸く遂行している自分がいます。