2015.02.13
「罪と罰」(ドストエフスキー著 工藤清一郎訳 新潮社)は犯罪に対する心理劇のような展開があって、読み進んでいくうちに徐々に面白くなっていきます。通勤の車中で読んでいると、うっかり下車する駅を乗り過ごしてしまいそうになります。自分の読書癖は評論が多く、最近は哲学書も入ってきていますが、文学書を読むのは本当に久しぶりです。物語の面白さを「罪と罰」によって改めて認識しました。ロシア文学に関して言えば、登場人物のカタカナ名の長さに辟易することがあります。だいぶ慣れてきましたが、物事の言い回しにもロシア独特なものがあります。台詞の語りかけは結構面白いし、主人公の心理の微妙な変化も興味津々です。外国の体質や社会状況の相違などに文化の違いを見て取ります。読書時間が通勤時間帯に限られているので、また長い時間をかけて「罪と罰」下巻を読んでいきたいと思います。