2007.05.03
早朝3時半に自宅を出て、栃木県益子の「陶器市」、茨城県笠間の「陶炎祭」に行って来ました。帰宅は真夜中です。ここには毎年5月3日に行っています。もう恒例になって何年になるでしょうか。陶芸家として頑張っている親友に会いに行く、若手陶芸家から刺激をもらう、友人や教え子を連れて行く、器や即興で作った店舗デザインを見る、美味しい空気と食事を楽しむ等々理由はいっぱいあります。何故3日かといえば笠間の「陶炎祭」の夜祭りがあるためです。笠間芸術の森公園に特設された野外ステージでの演奏。夜7時から9時までの心躍る瞬間。まるで大学時代の学園祭のようなノリで地元の陶芸家や観光客が集まって騒ぎます。他のライブと違うのは会場に大きな窯が設えてあって、赤々と夜空に向かって炎をあげていること。今年のゲストは上田正樹でした。ステージ上にいるベテランアーチストは、構えることなく普段の語りをそのままブルースに変え、聴衆にメッセージを伝えていました。愛や平和を独特なインパクトで伝える表現には説得力があって、とてもいい時間を過ごすことができました。