Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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気温変動が著しかった11月に…
今日は11月最終日です。11月を振り返ると気温の変動が著しく、20度を超える日があったかと思えば、気温一桁の真冬のような日もありました。工房は内壁がないので、工房内温度は外と変わらず、陶彫の作業には厳しいものがありました。今年は夏の酷暑でも辛かった陶彫制作でしたが、秋になっても大幅な気温変動があって、身体への負担が大きかったのではないかと思っています。何しろ陶という素材は放っておくと乾燥が進むし、よく練らないと造形がやり難い性質があって、自分の事情に関係なく常に面倒を見ていかなければならないので、結局休みなく作業を継続してしまうのです。今月も30日間のうち28日間は工房で作業をやっていました。窯入れは2回行いました。工房に行かなかった2日間のうち、1日目は工房に来ている子の通っている美大の芸術祭に行ってきました。2日目は「棟方志功展」(東京国立近代美術館)と神保町古本屋街を散策してきました。美術館での鑑賞はこの1回だけでしたが、自分が若い頃から親しんだ板画家の回顧展だったので感慨一入でした。映画には2回行きました。「マルセル・マルソー 沈黙のアート」(シネマ ジャック&ベティ)、「ゴジラ-1.0」(鴨居ララポートTOHOシネマズ)でした。その他の事として、私が建てた集合住宅「RAUM」の階段下の空間に自作「発掘~坪庭~」を設置しました。RECORD制作は毎晩食卓で頑張って作っていました。漸くホームページのRECORDのアップも進んできました。読書では南洋諸島で創作活動をした日本人芸術家の生涯に関する書籍を読んでいて、興味が尽きません。ともかく今月は気温変動が著しかったにも関わらず、何とか健康に過ごせました。来月もその調子で頑張っていこうと思っております。