Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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「私・写・録」展に夢中

先日行った六本木の国立新美術館では「牛乳を注ぐ女とオランダ風俗画展」の他に「私・写・録」と題された家安斉重雄のをやっていました。フェルメールのはものすごく混雑していましたが、安斉氏の個展会場はじっくり見るにはちょうどいい混み様でした。自分としてはフェルメールより「私・写・録」展の方に集中してしまい心底疲れました。安斉氏は現代を撮影しているで、自分が学生時代から安斉流モノクロ世界に接していて、それにより現代彫刻の魅力にとりつかれていたのでした。大学で師事していた師匠を初め内外の現代作家の生々しい記録は、目を見張るほど新鮮でワクワクしました。既に評価が定まって海外の美術館に収まっているオランダ絵画と、その時その状況を写し出して現在に伝える記録写真。2つの異なったに大満足の一日でした。                 Yutaka Aihara.com