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ブルーノ・タウトの証言
宮本健次著「桂離宮〜ブルーノ・タウトは証言する〜」という書物を読み終えました。昨日ブログに書いた居間のテーブルに積まれた書物の1冊です。昨年の夏に桂離宮に出かけ、実際自分の眼で見て、その美しさを堪能した後に読む書物とすれば、なかなか良いものでした。ブルーノ・タウトはドイツ工作連盟にも関係したドイツ人建築家で、斬新な建築物や大掛かりな住宅の設計で知られています。ブログでも以前ドイツ工作連盟の開催した展覧会で「ガラスの家」を作り、話題になったことを書いています。そのブルーノ・タウトが日本に亡命し、桂離宮の美を発見したことは有名な話です。同著にある「日本は眼に美しい国です。」と述べられた賛美のコトバが印象的でした。自分も昨年の夏を思い出し、桂離宮の印象を記憶の中で辿り、ブルーノ・タウトのコトバと合わせてみたりしました。