2008.05.05
昨年の「RECORD」を少しずつホームページにアップしています。6月は画面に初めて木材を取り入れました。凹凸を構成要素にしています。レリーフの考え方とは異なり、画面から立体が立ち上がる設定にしました。レリーフはあくまでも絵画としての領域であり、絵画表現の空間や立体感を補助または発展させるものとして考えるのが妥当と思われます。薄くても平たくても立体認識があるものはレリーフではないと考えます。6月分のいくつかの作品は立体として作ったものです。7月分も思考的には継続した作品で、銅箔や銀箔も使用しています。ペンで描いた絵画的要素のある作品に部分的に立体的要素を取り入れたものもあります。試行錯誤があって、うまくいっているものや無理が生じているものもあって、この時期はかなり苦労していたように思います。なお、ホームページには最後にあるアドレスをクリックしていただけると入ることができます。 Yutaka Aihara.com