Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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五輪開会式イベントに酔う
北京オリンピックが今日開幕し、テレビに釘付けになっています。自分には健康管理のためにやっている水泳があるので、競技で言えば水泳を見たいと思っているのですが、もっと関心が高いのが開会式のイベントです。極端なことをする国なので、どんなイベントを準備しているのだろうと思っていましたが、人海戦力と物量の凄さに圧倒されました。中国の歴史を映像を駆使して見せる場面で、とくに自分の中では活版印刷や海のシルクロードの群舞が印象的でした。自分の造形表現にも通じるものがあって、食い入るように見てしまいました。一人で作品をコツコツ作っている自分が空しくなるような膨大な物量と壮大なスケールがあって、歴史ある国の威信をかけた一大イベントだということがよく解りました。では東京ならどうするだろうと思いを巡らし、自分ならエコを考えた工夫があってもいいのかとも考えました。ただの見せ物では終わらないモノ。再利用価値があり、オリンピックという祭典が去っても、有形無形文化財として残るモノ。オリンピックという非日常が、そのまま日常生活にも続き、その元気・活性化が様々なところで広がるようなそんなイメージを抱きながら、このイベントにはどの位のゴミが出て、どの程度が資源化されるのだろうと考えてしまいました。 Yutaka Aihara.com