2013.05.11
木彫土台のひとつが野外撮影の際に風で倒れ、多少の修整をしなければならなくなりました。後輩からラッシングベルトを借りて午前中に接着固定をしました。破損個所が最少で良かったと思っています。午後は新作への第一歩を踏み出しました。大きな塔を作るには準備が足りず、陶彫部品が連結した床置きの作品をまず作ろうと思っています。「発掘~地殻~」の延長線上にある作品で、床を木の根のように這っていくイメージがあります。今日のところは土練りの段階で、旧作で余った分の陶土の再生やら混合やらで時間が過ぎていきました。先週までは木彫や塗装に追われていて、今日になってようやく陶彫制作に戻ってきました。新作への第一歩は土練りという地道な作業から始まります。これから1年間、右往左往しながら長い制作の道を歩んでいきます。