2014.09.20
「発掘~群塔~」は陶彫と木彫を併用するので、陶彫部品を早めに作らなければなりません。展示に壁と床を使うため、その土台となる木彫部分の範囲は大きくなります。時間があれば雛型を作りたいところですが、分かっているのは木彫の手間が相当かかりそうで、そのためにも陶彫部品を急がなければならないことです。今はイメージが茫洋としていて、まだ全体を掴みにくいのですが、陶彫が進めば、全体像ははっきりしてくるだろうと思います。今月に課した陶彫制作ノルマは10個の陶彫部品にあります。それは「発掘~群塔~」の中で最も背の高い10体の塔になるのです。10体の塔は窯入れの関係で上下に分けて制作しています。そのうちの下部に当たる部分の10体を今月中に終わらせようとしています。タタラによる石膏型と紐作りの併用で成形を試みています。今日までに成形が終わっているのが9体、そのうち彫り込み加飾が終わっているのが5体です。今週末と来週末で10体全ての彫り込み加飾を終わらせる予定です。今日は中国籍の若いアーティストが朝から工房に来て、大きな平面作品に取り組んでいました。制作工程をどのように組み立てていくのかを彼女に伝授しながら、自分も制作に没頭していました。お互いが促進しあって制作に励むのがいいと思っています。中国にも日本の音楽シーンは伝わっているようで、時折FMヨコハマから流れてくる最新のJポップに彼女は歓声を上げていました。この人はまだ20代だっけと思いながら、最近の音楽についていけない自分の方が外国籍のような気分にさせられていました。自分の好きな和製フォークソングや演歌は、ほとんどラジオから流れてこないのです。明日も制作続行です。