Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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恒例になった起床の辛さ
真冬になると朝早く起きるのが辛くなります。例年のことですが、起床する6時はまだ夜明け前で、カーテンを開けると外の景色はまだ暗いのです。仕事上の立場が変わっても、早朝に出勤することに変わりありません。春眠暁を覚えずにいられるのは定年にならなければ無理かもしれません。いや、定年になれば自分は創作に燃えて、もっと早く活動することになるかもしれず、意欲が漲って、おちおち寝てもいられないように思えます。と言うのは週末の制作は自分の身体に負担を強いているからです。週末はこんなふうにして燃え尽きてしまうので、勤務が始まる月曜日は身体中の筋肉が痛みます。朝になると仕事に行くのが億劫で腰が引けているのですが、思うにこのくらいでいる方が健康を保てるのかもしれません。仕事は組織があるので、最終責任は自分がとるにせよ、有能なスタッフのおかげで自分一人で課題を背負い込むことはありません。起床の辛さを乗り越えて職場に来てしまえば何とかなっていくものです。判断さえ間違わなければ普通に仕事は流れていきます。週末は自己との闘いなので、恒例になった起床の辛さなどモノともせず、気張って工房に出かけます。さて、二足の草鞋生活を一日の始まりである起床から捉えると、どっちがいいのでしょうか。定年まで残り1年少々、組織として何事も頼っていられるのも時間の問題ですが、たった一人の創作活動は終わりなき業と言えます。制作オンリーになっても春眠を貪れるような健康的な生活設計でありたいと思っています。